ダイワ オレガ一徹 1号-50(2000年発売)

DAIWA OLEGA ITTETSU 1-50 (2000)

オレガ一徹を選んだ理由

HX大島 1-53S-Vに代わる1号のセカンドロッドを物色していたところ、Yahoo!オークションで極上品が出展されていたので迷わず購入。すでに生産終了品で、オレガ一徹シリーズで唯一1号5mの設定があったから。

オレガロゴ

オレガ一徹1号-50の仕様

調子 持ち重り係数
(kg/cm)
ベストハリス
(フロロカーボン)
ターゲット
サイズ
購入価格
(円)
極先調子 19.0 1.2~1.5号 35cm~ 20,000
Vジョイント ガイド ガイド
合わせ
リールシート
なし 1番のみUL
その他はSiC
あり センサーハンプ
シート
全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
標準自重
(g)
先径
(m/m)
元径
(m/m)
5.00 5 111 162 0.7 23.9
錘負荷
(号)
適合ハリス
(ナイロン・号)
カーボン
含有率 (%)
メーカー希望
小売価格(円)
1~3 1~2 98 53,600

ダイワのカタログより

四国が生んだ、極先調子!!

食い込み重視の繊細ソリッド穂先と2ランク上のバットパワーを併せ持つ極先調子。軽量・繊細仕掛けにも対応し磯際のスレたデカイヤツに食わせて、獲れる入魂の一竿。魚を掛けた後のゴリ巻きにも負けない胴のハリがあります。1~1.7号に持ち重り感をさらに軽減し軽快な操作性を実現した5.0mモデルが加わりラインナップも充実。穂先への糸がらみを防ぐ軽量ULガイド搭載。

1号:ターゲットは45cm級口太グレ、細仕掛け対応穂先でも胴の張りは1.5号クラス!

オレガ一徹ロゴ

●軽さと強さのHVFカーポン採用 ●糸の出の良いSiCガイドリング ●濡れたロッドによる糸のべたつきを防ぐゼロベタリング ● 糸のスムーズな導入を可能とする足高元ガイド ●握りやすくリールの操作性の良いセンサーハンプ板シート ●節落ち、食いつき防止合せ ●ガイド合せライン ●糸のべた付きを防止するフッ素塗装 ●フックホルダー

オレガ一徹の使用感・インプレッション

オレガ一徹1号-50無駄な飾りは一切有りません。これぞ硬派、渋いデザインです。シンプルだけど上質さを感じる仕上げとなっています。また、持っただけで分かる先調子度合い・・・うーん、手ごわそう。

HX大島 1-53S-Vとほとんど同じ仕様のはずですが、元竿の外径はHX大島より細くなっています。これは使われているカーボンシートの質の違いでしょう。 ガイドの配置が特殊なのもオレガシリーズの特徴のようで、バットパワーを極限まで引き出すために3~4番のガイド位置が異なり、3番は通常の穂持ち(2番)と同じく遊動2つ、4番(元上)はジョイント部ではなく2つとも遊動になっています。

ULガイドは・・・交換することがあれば足高チタンに交換したいと思っています。 尻栓も余りにも安っぽいのでトーナメント制覇 技用のものに交換してあります。 リールシートはHZグレーダーISOと同じSH(センサーハンプシート)なのですが、オレガ一徹はまったくぐらつきません。こんなところにも造りの差が出ているのですね。

オレガ一徹の曲がり 極先調子を謳っているだけあって、さすがに重く感じます。このオレガ一徹は5mなので、5.3mのHZグレーダーISOよりは短いから重心ポイントは手前にありますが、変曲点というのですか?それがどの竿よりも穂先寄りに有るのは感じられます。
また、HZグレーダーISOでは少し感じられるカーボンシートの質から来る雑味は有りません。ガチガチの棒っきれみたいな感じは無く、ハリが有ってシャキッとしている中にもしなやかに力を受け止めるような調子です。ただ振っただけではその真価があまり分かりません。
魚を掛けると、HZグレーダーISOに比べて、オレガ一徹は多少なりとも胴に乗りつつ、3~4番の粘りで魚をいなしながら引きずり上げるといった感じがします。

オレガ一徹の評価まとめ

小型でもそれなりに楽しめますし、大型が来ても強い胴による安心感があるので、磯竿としてはかなりよく出来ていると思います。でも、この竿には一発大物が似合いますよ。
チヌ用の竿と見た場合、引きを楽しむという点ではトーナメント制覇 技や、飛燕かこゼロなどが適切かと思います。腕力とバットパワーで引きずりまわすやり取りが、この竿には適切ではないでしょうか?

磯竿・チヌ竿メニュー

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