ダイワ 波濤 1.2号-50(2021年春発売)

DAIWA HATOU 1.2-50・N(2021)

波濤を選んだ理由

1.2号の5~5.3mというフカセ釣り万能スペックの竿は飛燕トーナメント制覇技という修理ができない骨董品しかなく、夜釣りとはいえ1.5号では面白くないのでちょうどいい竿を探していました。

エアエボリューションとも悩みましたが、おそらくエアエボリューションは今年2022年にモデルチェンジとなると思い、一度波濤も使ってみたかったので在庫を探しましたが、このコロナ禍の影響か、約半年間在庫が店頭から消えていてようやくこの春手に入れることができました。

21波濤1.25号-50

波濤 1.2号-50 仕様

調子 持ち重り係数
(kg/cm)
ベスト
ハリス
ターゲット
サイズ
購入価格
(円)
先調子 22.1 1.5 35cm~ 22,715
素材 Vジョイント X45 ガイド べたつき
低減加工
リールシート
HVF なし あり 穂先と2番口金C-IMSG
その他SiC
なし スクリューシート
全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
標準
自重
(g)
先径/元径
(mm)
5.00 5 110 190 0.7/23.8
錘負荷
(号)
適合ハリス
(ナイロン・号)
カーボン
含有率 (%)
メーカー
希望小売
価格(円)
1~4 1.2~2.5 98 29,500

ダイワ(グローブライド)のホームページより

■使いやすい機能を満載したダイワ上物竿のスタンダードモデル

振りこみやすく、曲がってしっかり魚を浮かせる使いやすいブランクス設計。あらゆる番手のリールもきっちり保持する新型スクリューシート搭載。FUJI 製カーボン樹脂フレームガイド(C-IMSG)を穂先部(♯2固定まで)に採用することで、軽快な竿さばきを実現。ガイド合わせマークを搭載し、昼夜問わず初心者でもズレなくガイドをセッティング。キャスト時のブレやネジレを防ぐX45搭載。しなやかなメガトップが食い込みをサポート(HR・遠投除く)。パワーと粘りを兼ね備えたHVFブランクス仕様。高級感と光輝性を併せ持つ本体デザイン。竿尻にはTOURNAMENTで採用されている新触感塗装を採用し、肘へのホールド性をUP。

21波濤1.25号-50

■オールラウンドモデル

FUJI製軽量カーボン樹脂フレームC-IMSGを搭載(#2固定まで)することで、シャープな振り心地を実現したと同時に糸絡みを減少。食い込みが良く、かつ高感度・高強度ソリッドメガトップに加え、ダイワオリジナルスクリューシート搭載でリールのガタツキを軽減。掛けてからは胴まで力がスムーズに伝わり、タメて獲る調子を実現。

波濤の使用感・インプレッション

手に取ると、若干重さは感じますが、デザインの安っぽさは感じられず、いい雰囲気です。持った感じも変にふわふわすることがなく、値段を考えると非常に満足度が高いと感じました。

21波濤1.25号-50実際に仕掛けをセットし、釣ってみてまず気づいたこと。
メガトップとなってはいますが、もう一ランク上のエアエボリューションやメガディスとは異なるチューニングとなっています。具体的にはちょっと固めのセッティングとなっており、これはふらつきを抑えるためにわざとこのようになっているのではないかと思われます。

この特性から、糸がらみが起きにくいと感じ、 目的とする夜釣りなどでは安心して釣ることができると感じています。

ただ、一日振り続けるには若干重いかもしれません。スペック的には旧メガディス1.5号より軽い値となっているんですが、実際の重さはメガディスよりあるように感じてしまいます。また、先代の波濤には搭載されていたV-Jointが今回は無く、V-Jointの無い竿で感じることがある節回りの雑さは感じられますが、その違和感はかなり少なくなってきていると感じますね。

魚を掛けると、その違和感は少し残りますがきれいな弧を描き、パワーも十分あると感じます。何より面白い点は、シンプルな竿であるために、ハイエンドロッドのように竿が勝手に動くようなことはなく、魚との駆け引きや操る楽しさが十分あるということです。残念なことにICガードが装備されていないので、雨の日は苦手だと思います。

波濤の評価まとめ(随時更新します)

初めてフカセ竿を購入される方でも安心して使えるバランスの取れた竿だと思います。
出来がいいので、0.8号-53(2023年4月発売)も使ってみたくなり、予算確保中です。

V-JointとICガードがあれば大島フレイムホークと双璧を成すいい竿だと思うんですが・・・いい竿に乗り換えてもサブとして持っておく価値は十分あるように思えます。

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