12月3日(日) 10:45~14:15
月齢 : 19.7 中潮 [ 4:30 27cm ↑ 13:51 123cm ↓ 16:42 115cm ↑ 17:58 116cm ]
14.2℃(10:15)
チヌ 42~52cm 7枚
エサ取りもチヌ
前日は西の強風なのと、前日までの激務が体を蝕んでいたので休息日としました。
本日も夢フィッシングが早上がりかもというぐらい西の強風なので釣りに行けるか?というところでしたが、朝一の南港インスタグラムでそれほどでもなさそうだったので、ちょっとだけエサを持って行ってみることにしました。
サゴシ祭りも終わり、青物の時間も過ぎ、タチウオには早すぎ、アジは釣れていないのでゆっくり竿を出せると思ったのですが・・・
バイクでの道中、土砂降りの雨もありましたが、釣り場に着くころには止んでいました。
海は洗濯機状態で、ホールからしきりに潮が吹き出ています。
潮を被りたくないので大和川堤防まで見に行きましたが、皆考えることは一緒なので場所は空いてなく、西向きでざぶざぶになっていないところに陣取ります。
フカセ師がおひとりいらっしゃったので様子を聞くと、波が高すぎてアタリがわからないと。チヌは出なかったようです。
水温はまた下がって14.3度。毎週3度近く下がっていますね。
コマセ配合 : オキアミ1kg、チヌベスト 0.5袋
サシエ : 生L、コーン
タックル : オレガ一徹TS-V 1.5号-53 / 20インパルト2500H-LBD / 銀狼ライン 1.85号 / D-Action 1号 / 0.9号 / スイベル8号 / トヨフロンスーパーL-EX1.7号 2ヒロ / ハリス中間にB / 層探りチヌ3号 ウキ下竿2本でスタート。
オレガ一徹TS-Vの私にとっての入魂式は如何に?
何も釣れないと思っているのでハリスは1.7号としています。
際はざぶざぶのサラシ状態、写真ではまだおとなしいですが、最終的にはしゃがんで後片付けができないぐらい潮が噴き出してくるようになりました。
さて、この波の所為か、オキアミすらそのまま返却されてきます。
最初は狙うタナかと思い、定番の3ヒロ半と底の竿2本をうろうろしていましたが、そもそもこれだけ波で荒れていたらウキの挙動でサシエも踊るはず、と考え、洗濯機の中で見えるようにわざと浮かせるようにしていたウキですけど、さらにBを足して張っていないと沈むようにしてみたら、即答えが出ました。
ウキがスーッと消えていきます。
坊主逃れの46cmです。
サシエはオキアミ、ウキ下竿2本、際から仕掛けを入れ、サラシにもまれて沖に出たら引き戻します。
最初から最後までこのパターンで食わせています。
さて、久方ぶりの暴力的な引きを堪能し、綱引き大会が開幕です。
続いて42cm、ちょっと余裕が出てきました。
強いオレガ一徹TS-V1.5号、まだまだ竿が勝っていると思えたのはこのあたりまで。
かわいそうな口になっていますが、引きはまさに重戦車でした。
ガチ勝負竿のTS-Vにすべてを委ね、一切ブレーキは緩めませんでしたが、結構強めのドラグがジャージャー出ていきました。
鼻先で48cmなので顎があればもしや、といったサイズでした。
ちょっとアタリのない時間がありましたが、またすぐに連発モードへ。
足元に大きな波が当たる度に、ケーソンが揺れます。
足元ぐらぐらはちょっと怖いですね。
サラシにもまれて一瞬消えた?ウキを探すために糸を張ったらゴツン!
44cm。先ほどの引きに比べたら若干弱いですが、そろそろ腕力が厳しくなってきました。
この姫で、エイジシュート到達です!!
46cm。波高が高く、タイミングを逃すと出したタモを縮めてやり直し・・・
徐々に筋肉に疲労がたまってきて、タモ入れにとても時間がかかるようになってきました。
そして、ついに、年無し登場です。
52cm。
タモ入れは結構すんなりでしたが、手元でタモ枠と比べて、「やった、超えた!」
取り込めた最後は46cm。
このあと、2つ掛けたのですけど、一つは腕がだるくて合わせた後にもたもたしている間に鈎外れ、一つは謎のチモト切れで終了となりました。 ハリスキンクもありましたね。
最後は、胆のBのガン玉が外れていたようで仕掛けが落ち着かない状況になっていたようです。 竿をたたむときに外れていたことに気づきました。
最終的には立つ位置何処でも濡れてしまうぐらい波が高くなりました。
防水でないデジカメが・・・餌食となりました。
この2か月、耐えに耐えてようやく南港魚釣り園に行くことができ、短時間ながら釣果も満足でした。
今日の胆は、Bのガン玉。0.55gの錘一つでこれだけ世界が変わります。
しかし、全身潮まみれで帰ってきたものですから、洗い物だけでいつもの3倍以上時間がかかりました。
釣れたから許せますけどね。
さぁ、次は有給とってゆっくり丸一日南港で過ごしたいですね。
本年の釣行回数37回、エイジシュート到達、打率5割4分1厘です。
-- 11月26日(日) --
~~ 釣りに行き過ぎたのでダイジェストで ~~
いつもなら週に1回しか釣りにいかない私ですが、今回は先週の土曜日は大荒れだったから竿を出さなかったのですけど、8日間で5回も竿を出しました。
普段ならレポートする時間も全部竿を出す時間に使ったので、ダイジェストでご報告します。
まず、19日(日曜日)はフカセ釣りとは言えないウキ釣りで。
サシエはボイルオキアミ、撒き餌はヌカの籾殻と割れたコメ粒にアミエビを80切分混ぜたものです。
予想ではこのサイズのチヌが一杯釣れる予定でしたが、なぜかアジだらけでした。
1時間ちょっとで翌週末のおかず分は確保できたのでさっさと切り上げてきました。
次、いつもなら次の週末ですけど、今回は水曜日の夜、仕事が終わってから近くの波止へ。
太刀魚の電気ウキ釣りをしてみたのですけど、当たるのはサバばかりでした。
明けて勤労感謝の日、そろそろダンゴもダメなのかな?と思いつつも、最後のあがきでいつもの漁港へ。
ヌカ4.5Lで後はいつもの配合です。
水温が急激に下がりました。20度を切りましたよ。
タックルは銀狼0.4号に道糸1.8号、ハリス1号で。
やはりこのサイズしか食ってこないです。大きい奴はどこに行ったのでしょうか。
次は25日土曜日です。
京都で仕事をしていて、急いで帰ってきてそのまま太刀魚のテンヤ引き釣りへ。
最初にゴツンというアタリを捉えてから2時間頑張りましたが何も釣れませんでした。
ようやく本日、最後の紀州釣りのつもりで、爆発力のあるポイントへ。
ヌカは5L、砂1Lに押し麦、さなぎ、チヌパワー、アミエビといつもの配合です。
水温は1週間で3度下がりましたね。こりゃ食わんですぜ。
大型の連続ヒットでも耐えることのできるトーナメントISO F1号を選択し、来たら絶対取り込むつもりでいますが・・・
3時間やってたった一度のウキ入れはこのチビレだけ。他にオキアミをかじられることはありましたがチヌっぽくないんです。
釣り場をきれいにして、終了です。
今週1週間、よく釣りをしたもんだ。
自分は1度使った道具は必ず水で洗うので、リールも竿も並びきらない量が乾燥エリアに並んでいます。
さあ、次からはフカセ釣りだ。
本年の釣行回数36回、エイジシュートまで残り3匹、打率5割2分8厘です。
過去のチヌ釣り・フカセ釣り日記はこちら
チヌ釣り・磯釣り会議室はこちら
(Since:2003/07/20)
ここではスキー中毒の部屋の管理人、小回り君のもうひとつの趣味、釣り、それもチヌ(クロダイ)のフカセ釣りを独り言のように語ります。
私はウキフカセ釣りという、小さな浮きをつけて、鈎にオキアミというエサをつけて釣る方法が最も好きです。竿とハリとエサ、そしてマキエという最も単純な構成であるゆえに、この釣りの奥は深く、そのシチュエーションに如何にすばやく対応するかがよい結果を残すための必須条件となります。つまりいろいろな条件で竿を出し、考え抜いて釣ったことが実績となり、さらに読みが的確になっていきます。
大阪湾では、そのほか、電気ウキでの夜釣り、昼間の落とし込み釣り、前打ち、そして紀州釣りと呼ばれるダンゴ釣法、シラサエビが安い関西ならではの生きたエビを撒いて釣るエビ撒き釣りがポピュラーです。
私がチヌ釣りにハマってしまったのは、中学生の頃、学校の必修クラブなるものがあり、それの釣りクラブに入ったのがそもそもの始まりです。
そこで、「夜釣りでチヌを釣りましょう!」ということでチヌを追いかけることが始まりました。
当然、釣りを始めたばかりの中学生の腕では簡単には釣れません。ここから親父をも巻き込んで、「チヌが釣りたい!」の一心で、夜釣り、筏釣りなどを経て、磯に通うようになりました。
当然素人なので釣れても木っ端グレ・・・いいサイズのグレ(メジナ)も釣れず、当然チヌもまぐれで引っかかった1匹だけ・・・大学に入ると私はバイト一色で女の子のお尻ばかり追いかけ、ほとんど一緒に釣りに行かなくなりました。
社会人になると、スキーにどっぷりハマります。ますます磯には行かなくなりました。
そんな親父もガンで亡くなり、我が家で魚釣りは全くする人が居なくなりました。
ところが、です・・・
ひょんなことから、会社の仲間と釣りに行く機会が増えるにつれ、消えかけていた昔の熱い血がまた煮えたぎってきました。
昔と違い、今はインターネットというすごく便利なものがあり、広い範囲の釣果もすぐに知ることが出来ます。これを活用し、再度チヌを真面目に追いかけ始めたのが2002年の夏。
昔の感覚のまま、小さい魚用の仕掛けで挑みましたが、結果はぶちぶち糸を切られる始末でした。こうなると燃えますよね。
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私はどうもコレクターの癖がありますので、釣具を集めることも趣味となっています。 この釣具たちの私なりの使い分けや使用感などを記していきたいと思います。 そして、それが皆様のお役にたれれば光栄です。