12月2日(月) 7:45 ~ 15:45 うち休憩時間1時間ほど
月齢 : 0.8 大潮 [ 1:17 0cm ↑ 8:04 151cm ↓ 13:20 97cm ↑ 18:50 143cm ]
13.3℃
チヌ40~51cm 3枚
おそらくフグだけ
青物祭りがやや復活しつつあります。
例年ならもう青物は完全終了のお知らせが出ていてもおかしくないんですが、ことしはまだ釣れています。
ですが、平日休みの特権として、ここにやってきました。
自分にとって北側では一番のポイントに入れました。
水温は1週間で6度以上下がりました。
これは厳しいぞ。
コマセ配合 :生2kg、チヌパワー激重 0.25袋、チヌの宿 1袋
サシエ :生LL、コーン
タックル : 銀狼冴 1.5号-53 / 09トーナメントISO-Z 2500LBD / よつあみ ナイロン 2.5号 / D-SENSE 5B / 4B / スイベル8号 / シーガー 2.5号 2ヒロ / 浮力調整ガン玉 B×2~G2 / 白チヌ 2号 ウキ下3ヒロ半でスタート。本日は仙人さんのお友達、Tさんとその師匠、お友達とご一緒することになりました。フカセは私だけなので、ダンゴでの攻め方をゆっくりと観察するいい機会です。
さて、ゆっくりと餌を練り、仕掛けを用意して「タウテー」。
私のお隣のダンゴ歴50年の師匠が竿を曲げています。釣り方を見ていたら2段目に乗っけているので3つ半で正解なのはわかっているんですが・・・
そのほか、ダンゴの方は竿をよく曲げています。
自分は全くアタリもなく、ダンゴと同じタナで釣っていていいものかと迷いが出ます。ここは3つ半で食う時も食い気があれば底で食ってきますので、反応薄めだったから底にも手を出してしまいます。
底でも食ってこず、隣の師匠はそれなりに竿を曲げているので、2段目にまた戻して、際に仕掛けを張り付かせるために竿ではなく手で仕掛けを際に落として馴染ませると・・・
手に急に重さが乗って、慌ててリールで糸を巻取り・・・
ボウズ逃れの40cmです。ライン直にアタリを取ったチヌは生涯初めてです。
続いて手で仕掛けを壁に張り付かせ、ちょっとだけ緩めてやろうと糸を手から離して海面に置いたらラインが走りました。これもおんなじサイズ。
このままのペースで食い続けるかと思いきや、ここから皆さん沈黙タイムになります。
1時間おきに誰かが1枚ずつ、といった感じで諦めそうになったら釣れるといった状態で、なかなか終了タイミングが掴みづらい状況です。
そんな環境なので、撒き餌2杯目を作るか作らないか迷いがありましたが、せっかくの休みで人も少ないので2杯目を作ることにします。
2.5号ハリスから2号ハリスに落とし、チヌ2号も0.8号に落として数投目、余りにも釣れないのでまた底を試していたら、ゆっくりとウキが沈んでいきます。
チヌとは違う引きで、チヌでは出なかったドラグが出ていく元気なスズキさんでした。
70cmでお願いします。
お隣のルアーマンにお譲りしたら、焼きそばパンを頂きました。ありがとうございます。
それから数時間、ぽかぽか陽気で風も無く、アタリもほとんどないので眠く、目をつぶって穂先だけで釣っていました。潮が飛んで釣りづらいので、うまくホバーするようにウキの浮力、ガン玉の重さ、仕掛けの張りを調整してただ振り込むだけでウキが水面下30cmぐらいでホバーするようにしてあとはオートマティック。
沈黙の時間に有ったアタリは2回。
ひとつは、仕掛けを振り込んだ直後にひったくられ、全く歯が立たず数秒でチモトから飛ばされました。
ハリス2号、1.5号竿で獲れない魚が南港には居ます。
もう一つはブルブルアタリでこれは素鈎でした。
キンクしていたので間違いなくチヌです。
そんなこんなで全く釣れない時間が4時間・・・師匠もふくめて後片付けをし始めたので、自分も竿をたたむべく最後に撒き餌を大量に打ち、同じポイントをウキも見ずに止めていたら、ラスイチで来てくれました。
手に伝わる感触だけで合わせて浮かせました。
今年8枚目の年無し、51cmのチヌ姫です。ハリスは1ヒロほどチリチリのざらざらで、よく切れなかったものだと現代技術に感心していました。
撒き餌も残っていないので、釣り場を掃除して終了です。
日が昇る前から日没直前まで、よく遊びましたね。
初めてインカメラで自撮りしてみたんですが・・・被写体が麗しくないですね。
ドヤ顔に見えるのはインカメラから少しでも離れようとしたからです。
今回は同じことをずっと繰り返し、釣れなくても繰り返している人が釣果を得たような状況でした。釣りって同じことをしつこく繰り返して結果を得る時と、柔軟に対応して釣果を伸ばすときの両方がありますので、難しいですね。
本年の釣行回数39回、エイジシュート達成+63枚(114枚)、打率7割9分5厘です。
11月23日(土) 12:30 ~ 16:00
月齢 : 22.5 小潮 [ 8:12 61cm ↑ 15:53 125cm ↓ 23:16 78cm ]
19.8℃
チヌ43cm 1枚
バリコ、フグ
ようやく、ようやく、青物祭りも終焉を迎えつつあり、静かな釣り場が戻ってきたかな?
北西の強風だったので、いつもの釣り場も考えましたけど、こっちは「波をかぶるから人も少ないだろう」と場所が確保できなかったら帰ってくるつもりで行ってみました。
まぁ、想像通り滅多に入れない場所に入れましたが、ここ、後で気づいたんですがほかの護岸と構造が違っていて、攻め方が違うんですよね。
潮の色は緑色で、バサバサではないですが時折波止高一杯まで波がしらが上がってきます。
水温は順調に下がって20度を切りました。スケスケです。
コマセ配合 :生1kg、ヌカ2Lぐらい、トライアルのチヌ用撒き餌
サシエ :生LL、コーン
タックル : オレガ一徹TS 1.5号-53V / 16トライソ2000H-LBD / よつあみ ナイロン 2.5号 / エイトのカゴ売り0.5号 / 4B×2 / スイベル8号 / シーガー 2.5号 2ヒロ / 浮力調整ガン玉 B×2~G2 / 層探りチヌ 3号 ウキ下3ヒロ半でスタート。
ある程度はこの場所の特殊性を聞いてはいたので、まずはテーブルの高さを測ってみました。
ちょっとだけ張り出しが大きいかな?ぐらいだったんですが・・・
釣り開始後、バリコがたっぷりでオキアミはすぐに通らなくなりました。
コーンベースで攻めることにします。
さて、この場所、いつもなら3ヒロ半と5ヒロ半、底で釣り分けるんですがどうも勝手が違います。
具体的にはでっぱりの量が全然違って、おまけに縦スリットではないようなのでタナがずれていたら全然あたりにすらありつけないような感じです。
縦スリットの場所なら多少タナボケしていても見つけてくれる感じはあるんですが、ココの形状はフロアが決まっているような気がします。なのでテーブルの上に餌を留めておくことができれば出会いの確率が高いのでしょう。ただ、今日は波が高くて風も強く、仕掛けを同じ場所に留め置くことが非常に難しいうえに平常時のアタリポイントも知らないのでコーンはずっと返品で、底を狙おうにも形状がぼんやりとしか見えていないので変な場所で根ガカリさせたりと攻めるより慣れることに時間を取られてしまいます。
そんなこんなでトイレ休憩をはさみ、いろいろパターンを試してみましたがどれも結果が出ず、以前何人かの釣り人がずっと狙っていた場所・・・最初に狙い始めた場所で心中するつもりでねちこく攻め続けます。
本意では無いですけど、ハリスを2号に下げ、鈎も軽い白チヌ1号まで下げています。
すると、洗濯機にもまれたウキが無くなっていて、引き上げようと仕掛けを引くとウキごとすべて波止の下に入っているではありませんか?
おかしい、と引っ張ってみると何かついているようではありますが動かない・・・ズリズリと糸がこすれる感覚が嫌というほど伝わりますが、出さないことには取り込むこともできないので、道糸2.5号、ハリス2号とオレガ一徹を信じて出てくるのを待ちました。
時間にして30秒ほどでしょうか?
嫌がって沖へ飛び出す姫の姿がはっきり見えます。
こすれまくった糸が切れないかヒヤヒヤでしたけど、無事ネットイン。
ほぼ3か月ぶりの姫との出会いです。
2.5号の道糸1ヒロ、2号ハリス2ヒロ、全部ざらざらでささくれていました。
よくこれで切れないものだ。
この時点でもう撒き餌も底をついていたのですが、もう一度ハリス2.5号に戻して最後のチャンスを狙いましたが追加できませんでした。
風が酷くて撒き餌をあちこちにこぼしていたので丁寧に流して終了です。
4時半で日が沈む。季節は冬ですね。
久しぶりのチヌの引きを目一杯楽しみたいところだったのに、いつ切れるやも知れないラインで遊ぶこともできずちょっと味わい不足ではありましたが、うれしい一匹でした。
次はこの構造と通常の場所の継ぎ目に陣取ってみることにします。
本年の釣行回数38回、エイジシュート達成+60枚(111枚)、打率7割8分9厘です。
過去のチヌ釣り・フカセ釣り日記はこちら
チヌ釣り・磯釣り会議室はこちら
(Since:2003/07/20)
ここではスキー中毒の部屋の管理人、小回り君のもうひとつの趣味、釣り、それもチヌ(クロダイ)のフカセ釣りを独り言のように語ります。
私はウキフカセ釣りという、小さな浮きをつけて、鈎にオキアミというエサをつけて釣る方法が最も好きです。竿とハリとエサ、そしてマキエという最も単純な構成であるゆえに、この釣りの奥は深く、そのシチュエーションに如何にすばやく対応するかがよい結果を残すための必須条件となります。つまりいろいろな条件で竿を出し、考え抜いて釣ったことが実績となり、さらに読みが的確になっていきます。
大阪湾では、そのほか、電気ウキでの夜釣り、昼間の落とし込み釣り、前打ち、そして紀州釣りと呼ばれるダンゴ釣法、シラサエビが安い関西ならではの生きたエビを撒いて釣るエビ撒き釣りがポピュラーです。
私がチヌ釣りにハマってしまったのは、中学生の頃、学校の必修クラブなるものがあり、それの釣りクラブに入ったのがそもそもの始まりです。
そこで、「夜釣りでチヌを釣りましょう!」ということでチヌを追いかけることが始まりました。
当然、釣りを始めたばかりの中学生の腕では簡単には釣れません。ここから親父をも巻き込んで、「チヌが釣りたい!」の一心で、夜釣り、筏釣りなどを経て、磯に通うようになりました。
当然素人なので釣れても木っ端グレ・・・いいサイズのグレ(メジナ)も釣れず、当然チヌもまぐれで引っかかった1匹だけ・・・大学に入ると私はバイト一色で女の子のお尻ばかり追いかけ、ほとんど一緒に釣りに行かなくなりました。
社会人になると、スキーにどっぷりハマります。ますます磯には行かなくなりました。
そんな親父もガンで亡くなり、我が家で魚釣りは全くする人が居なくなりました。
ところが、です・・・
ひょんなことから、会社の仲間と釣りに行く機会が増えるにつれ、消えかけていた昔の熱い血がまた煮えたぎってきました。
昔と違い、今はインターネットというすごく便利なものがあり、広い範囲の釣果もすぐに知ることが出来ます。これを活用し、再度チヌを真面目に追いかけ始めたのが2002年の夏。
昔の感覚のまま、小さい魚用の仕掛けで挑みましたが、結果はぶちぶち糸を切られる始末でした。こうなると燃えますよね。
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私はどうもコレクターの癖がありますので、釣具を集めることも趣味となっています。 この釣具たちの私なりの使い分けや使用感などを記していきたいと思います。 そして、それが皆様のお役にたれれば光栄です。