9月29日(日) 12:30 ~ 17:10
月齢 : 26.0 中潮 [ 1:10 100cm ↑ 4:30 116cm ↓ 11:20 46cm ↑ 18:08 139cm ]
26.3℃
PB
ボラ・ババタレ
ご無沙汰しております。
この一か月、全般的によくないですね。
漁師さんともお話ししましたが、沖でもカニが浮いていたりしたらしいです。
大阪湾貧酸素水塊分布情報なるページが大阪環農水研のサイトにあります。
これと魚が釣れづらくなった頃を比較してみると、傾向が分かるかと思います。
ダンゴは底で釣るので、とても影響があると思います。
釣れないので、3週間はフカセ、紀州釣りをしませんでした。
堤防かかり釣りに初挑戦してみたりしましたが当然ババタレだけ。
結果がわかっていて竿を出すのは結構メンタルに来ますね。
9月最終週に入り、海中酸素濃度に改善の兆しが見えてきて、釣り仙人さんもヌカパンでいい釣果を出されていたので真似してみました。
コマセ配合 :ヌカ6Lぐらい、トライアルのパン粉1袋
サシエ : ボイルL、コーン、生ミック、パン練り、パン練り+生ミック
タックル : 24銀狼0号-53 / 20インパルト2500H-LBD / 銀狼ライン 1.5号 / D-SENCE 0 / スイベル10号 / トヨフロンL-EX 1.2号 / G4 / 白チヌ2号 ウキ下1ヒロでスタート。
写真は仕掛けを触りまくって最後に征黒0になった時のもの。
今日は餌が盗られるときは全く残らないし、何かの拍子に全くエサをさわってこなくなります。ボラだけは鯉のように撒き餌に群がり、道糸をひっかけてウキを叩いて邪魔ばかり。
少しだけ確実なことは、底に落ちてしまったサシエは全く触ってこないということ。浮いていれば齧られることはあります。
ババタレすら掛けることが困難な中、パン練りとコーンでババタレを少しだけ・・・
5時間がんばりましたが、何の手がかりもなく終了です。
アジもいない、サバも居ない、かろうじてイワシは大量にいたので、来週はイワシを狙います。
チヌはまだまだお預けですね。
海底の状況はよくなっていないので、海に通いつつ回復を待ちます。
頼みの綱の南港魚釣り園護岸は平日でも満員御礼なのでまず行けないです。
本年の釣行回数34回、エイジシュート達成+59枚(110枚)、打率8割5分3厘です。
-- 9月8日(日) --
~~ 台風明けから ~~
今回の台風10号で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
私の住むところ近辺では被害はほぼなく、6年前の台風18号の記憶が鮮烈だったので瓦などを養生して待っていましたが、何もなくほっと一安心でした。
数年前の台風の時もそうでしたが、こういう時には動画を見て勉強です。
永易さんの動画を見た結果、逆に釣りに行きたくて試したくて仕方なくなりました。
とりあえずは動画内で出ていた細身の寝ウキを作ろう。
6mmの硬質発泡を鉛筆削りでトリムします。
金具を100均のエポキシ接着剤で固定します。
プラサフを塗って、500番で磨いてもう一度塗って1000番で磨きました。
ベースホワイトを塗って、もう一度1000番で磨いて、またベースホワイトを塗って下地が完了です。
白地の部分にパールホワイトを塗ります。
自分は黄色が見やすいと感じていますので、すべて黄色で作っています。
一番長い奴が2本ありますが、一つはヘッド部分に鉛が入っています。
ラインなどを入れ、クリアーを4重に塗って完成です。
黒ライン2本が鉛入りのしるしです。
これまた数年前の台風の時に作ったウキより仕上げはかなり進化したかと思いたい・・・
作った限りは使ってみたくなるのが人情です。
動画で勉強した結果、最近は底までズドンでなく、中層にいるチヌにもアピールするようにゆっくり落とすのが永易流のようなので、大きく比率を変え7:1にしてみました。
その他集魚剤分量は全く一緒です。
水温は高止まりですね。もうそろそろ下がってくれてもいい頃ではあります。
仕掛けは銀狼唯牙0号に道糸1.5号ハリス1.2号、白チヌ0.8号からスタートです。
1投目からコーンが無くなる地獄絵図。
ダンゴが割れて30秒持たないです。
鈎を替え、タナをいじくり、打つ場所を変えてようやく犯人を捕まえることができました。
この後もずっとこのサイズかボラ・・・
久しぶりにスカ食らいました。
まぁ、予想出来ていたといえばそうなんですけど。
本当なら土曜日の釣行で終わるはずだったのですけど、仙人さんが半夜フカセでいい感じだったのと、ヌカをふるいにかけて出てきた籾殻を溜めておいたのですけどこれから虫が大量発生していよいよやばくなってきたので使うことにします。
同じ場所に、日曜夕方に行ってみました。
虫の湧いた籾殻に砂を入れ、押し麦とさなぎ粉とチヌパワーとオキアミ1kgで撒き餌とします。
サシエはコーンと生。
仕掛けは波濤1.2号に道糸2.5号ハリス1.7号、白チヌ3号です。
夕方にはさらに水温上昇です。
紀州釣りと同じくフカセでもババタレとボラにやられっぱなしでしたが、日が完全に沈んだらピタッと止まりました。
そして、ようやく値千金41cmのチヌを。
漆黒の海に沈む電気ウキの赤い光・・・良いアタリでした。
1枚上げたので掃除してとっとと退散します。
しばらくは低酸素状態が続きそうなので、厳しい釣りが予想されます。
本年の釣行回数33回、エイジシュート達成+59枚(110枚)、打率8割7分9厘です。
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(Since:2003/07/20)
ここではスキー中毒の部屋の管理人、小回り君のもうひとつの趣味、釣り、それもチヌ(クロダイ)のフカセ釣りを独り言のように語ります。
私はウキフカセ釣りという、小さな浮きをつけて、鈎にオキアミというエサをつけて釣る方法が最も好きです。竿とハリとエサ、そしてマキエという最も単純な構成であるゆえに、この釣りの奥は深く、そのシチュエーションに如何にすばやく対応するかがよい結果を残すための必須条件となります。つまりいろいろな条件で竿を出し、考え抜いて釣ったことが実績となり、さらに読みが的確になっていきます。
大阪湾では、そのほか、電気ウキでの夜釣り、昼間の落とし込み釣り、前打ち、そして紀州釣りと呼ばれるダンゴ釣法、シラサエビが安い関西ならではの生きたエビを撒いて釣るエビ撒き釣りがポピュラーです。
私がチヌ釣りにハマってしまったのは、中学生の頃、学校の必修クラブなるものがあり、それの釣りクラブに入ったのがそもそもの始まりです。
そこで、「夜釣りでチヌを釣りましょう!」ということでチヌを追いかけることが始まりました。
当然、釣りを始めたばかりの中学生の腕では簡単には釣れません。ここから親父をも巻き込んで、「チヌが釣りたい!」の一心で、夜釣り、筏釣りなどを経て、磯に通うようになりました。
当然素人なので釣れても木っ端グレ・・・いいサイズのグレ(メジナ)も釣れず、当然チヌもまぐれで引っかかった1匹だけ・・・大学に入ると私はバイト一色で女の子のお尻ばかり追いかけ、ほとんど一緒に釣りに行かなくなりました。
社会人になると、スキーにどっぷりハマります。ますます磯には行かなくなりました。
そんな親父もガンで亡くなり、我が家で魚釣りは全くする人が居なくなりました。
ところが、です・・・
ひょんなことから、会社の仲間と釣りに行く機会が増えるにつれ、消えかけていた昔の熱い血がまた煮えたぎってきました。
昔と違い、今はインターネットというすごく便利なものがあり、広い範囲の釣果もすぐに知ることが出来ます。これを活用し、再度チヌを真面目に追いかけ始めたのが2002年の夏。
昔の感覚のまま、小さい魚用の仕掛けで挑みましたが、結果はぶちぶち糸を切られる始末でした。こうなると燃えますよね。
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私はどうもコレクターの癖がありますので、釣具を集めることも趣味となっています。 この釣具たちの私なりの使い分けや使用感などを記していきたいと思います。 そして、それが皆様のお役にたれれば光栄です。