Daiwa Impult 2500H-LBD(2020)
11インパルト競技LB購入からもう10年になろうかとしています(2021年始時点)。この間に購入したリールは15トーナメントISOと16トライソで、主軸となるチヌ用リールがベテランばかりとなり、毎回洗浄注油のメンテナンスを行っていても疲れが見えてきました。
トーナメントユーザーからすると、インパルトはギア、ベアリングの耐久性が低いだけでなくローターの重みが最も気になっていましたが、このインパルトはおそらくリアルフォーボディ最終のインパルトとなるからか、ZIONエアローターを搭載している点が最も重要なポイントだと思います。加えて、BITURBOブレーキやバランスの最適化など、実践モデルとして十分な機能を有してると思い、妻に買ってもらいました。
なお、最後までハイギアタイプにするべきか悩みましたが、チヌメインと考えた場合に、最近はポンピングより半ゴリ巻きのような間合いの詰め方をすることが多いのでパワータイプを選んでいます。
ギヤー比 | 巻取り長さ (cm) (ハンドル1回転) |
自重 (g) |
最大ドラグ力 (kg) |
ベアリング (ボール) |
メーカー 希望本体 価格 (円) |
スプール 価格 (円) |
購入価格 (円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
6.2 | 93 | 245 | 8 | 9 | 58,000 | 12,500 | - |
標準糸巻量は、ダイワ2500番に準ずる 2号-200m / 3号-150m(ナイロン)
添付品はリール袋と調整用ワッシャー、1.85号-150m用エコノマイザーとなります。
-- ダイワウェブサイトから引用
BITURBOブレーキのメリットは「軽い力で止められる」こと、そして「レスポンスの向上」にある。ブレーキ効率を2倍にまで高めたBITURBOブレーキは、「ジャッ!」という軽やかなブレーキ音とともに逆転を止め、力強い引きにも軽々と止めることを可能とし併せて竿の操作に集中することもできる。また、やり取り中の移動、体勢を変えるなどもレバーに不要な力を入れずにスムースに行える。さらに、BITURBOは「レスポンスの向上」も達成している。必要ブレーキ力に到達するまでの時間を従来比1/4にまで短縮し、糸を出してから止めるまでの魚の走る距離が短くなるため根の手前で止めやすくなる。このBITURBOに加え、NEWインパルトには軽量ZAIONエアローターを搭載している。ローターが軽くなることで慣性力が抑えられフラッグシップ譲りの逆転性能を備え、ここに、逆転時のブレを抑えるワンウェイオシレーションが加わり、まさに「高みを目指す」ためのブレーキ性能と操作性が実現している。MAGSEALED搭載で耐久性もハイレベル。実戦で頼りになるATD搭載。さらにスプールにはLC-ABSとパーフェクトラインストッパーを新たに搭載し、大いなる進化を遂げている。
【IMPULT 2500SH/2500H-LBD】
必要十分な巻糸量は確保しつつ、多様な釣り方に対応するため2500番サイズには2つのギア比タイプ、SH6.8(巻取り長さ102cm)とH6.2(巻き取り長さ93cm)を設定。手返しが速めのSHタイプにはZAIONハンドル、巻き上げパワーの大きいHタイプにはアルミハンドルを装着。
購入して初めて気づいたのですが、このインパルトはトーナメントと同じダブルベアリングタイプ(740タイプが2個)のローラーベアリングとなっています。ダイワのLBリールは長らくトーナメントISO以外はすべてローラーベアリング非搭載で、ここの改造をまず行わないと糸が撚れてしまって使いづらいものだったので、今回も交換パーツを準備していたらなんとうれしいことに最上位仕様となっていました。その分、ベアリング交換時のコストが掛かりますが・・・従来型(630ZZ)なら100円ぐらいで汎用品が手に入るのですぐに交換できるのですがね。
パワータイプを選んだ副次的な効果として、チヌ用の重量級棒ウキを回収するときも軽く寄せることができます。
随時更新します。