Daiwa TRISO 2000H-LBD(2016)
先々代のトライソSHOX 2000LBDを紀州釣りに使っていましたが、巻取り速度が遅いことや重量が半端なく重い為に疲れやすいこともあり、代わりのリールを探していました。インパルトアルファ2500LBDやインパルト競技LBを紀州釣りに回したこともありますが、やはり砂ガミなどが怖く、ビクビクしながら使っていました。
秋に新型になったトライソが軽くなり、さらに巻取り速度もインパルトアルファと同じになったのでトライソSHOXと入れ替えることを決意しました。
マグシールド、ATD、アルミマシンカットハンドル、ザイオンボディ&ブレーキレバーとスペックだけ聞けば現行15トーナメントISO 2500SH-LBDとあまり変わらないところもコストパフォーマンスが高いと感じます。
ギヤー比 | 巻取り長さ (cm) (ハンドル1回転) |
自重 (g) |
最大ドラグ力 (kg) |
ベアリング (ボール) |
メーカー 希望本体 価格 (円) |
スプール 価格 (円) |
購入価格 (円) |
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6.2 | 91 | 280 | 6 | 5 | 25,700 | 8,000 | 17,496 |
標準糸巻量は、ダイワ2000番に準ずる 2号-150m / 2.5号-110m / 3号-100m(ナイロン)
『ATD』、『マグシールド』などの先進技術を投入したエントリーLBリール。ボディとレバーをZAION化することにより、前モデルより約50gの軽量化を達成した。ギアの加工精度を向上させ軽く滑らかな回転を実現。設定値に忠実な『ATD』により安心なやり取りが可能になった。ライントラブルを抑えるファーストテーパースプールを採用し、ハイギア化により手返し効率もアップ。
エンブレムSから続くダイワのエントリークラスはこれで3台目になりますが、代を重ねるごとに進化を感じざるを得ません。
先代のトライソショックスで気になったブレーキレバー周りの不安感は無くなり、デザイン面でもエントリーモデルの雰囲気は感じられず、所有欲を満足させてくれます。
マグシールド、ATD、アルミマシンカットハンドル、ザイオンボディ&ハンドル、エアローターなど、上位機種と同じものが使われているので、重量を除けば掛けるまでの動作に不満はほぼありません。
上位機種との大きな違いは、ワンウェイオシレーションと軽量スプール、ベアリング数ですけどこれらは掛けてブレーキを開放し、逆転したときによくわかります。とはいえ逆転時も、かつての名機、02トーナメントISO-Zとほぼおなじ振動量と感じられましたので、耐久性を除けば10年前のトーナメントクラスの性能がエントリーモデルになった、といったところでしょうか?
唯一、風変わりな点はハンドルがワンタッチではなくネジ式のため、折りたたみに時間がかかるところでしょうけど、2秒が10秒になるぐらいの手間なのでそれほど面倒と感じたことはありませんね。
エントリークラスの底上げは消費者にとって嬉しいものです。
このトライソは従来のトライソで感じられた「重さ」「巻き上げの遅さ」をほぼ感じさせず、エントリーモデルを使っていることを忘れさせる使い勝手です。磯釣り初心者にはもちろん、ベテランのサブ機としても十分使用に耐えてくれるでしょう。