DAIWA GINRO AIR 0-52/0.6-52
トーナメント制覇 技しか汎用1号竿を持っていないのでトーナメント制覇 技とかこゼロIIの使用回数が多く、前述2本の使用頻度を下げて長持ちさせたかったから。
決め手は、
[0号]:かこゼロの釣り味を引き継ぐ竿を物色していて、先代の銀狼ゼロファイターを中古で手に入れようかと画策したりしましたが値段が高すぎて、新品を買ったほうが気持ちよさそうだと結論付けました。
[0.6号]:持った感じ、軽くてシャンとした調子で、以前のもっさりとしたチヌ竿の感触はほぼ無く、切れの良い磯竿から持ち替えても違和感が無いと感じたから。それにフィッシングエイトのセールで8掛けの15%OFFだったのでつい・・・どのネットショップより安かったです。メガトップも初体験になります。
調子 | 持ち重り係数 (kg/cm) |
ベストハリス (フロロカーボン) |
ターゲット サイズ |
購入価格 (円) |
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0号-52 | 本調子 | 18.9 | ~1号 | 20cm~ | 34,395 |
0.6号-52 | 先調子 | 20.0 | 1.2号 | 30cm~ | 33,055 |
Vジョイント | ガイド | ガイド 合わせ |
リールシート |
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あり | 全IMSG | あり | スーパーセンサー ハンプシート |
全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
標準 自重 (g) |
先径 (mm) |
元径 (mm) |
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0号-52 | 5.20 | 5 | 114 | 160 | 0.70 | 22.7 |
0.6号-52 | 5.20 | 5 | 114 | 167 | 0.70 | 22.7 |
錘負荷 (号) |
適合ハリス (ナイロン・号) |
カーボン 含有率 (%) |
メーカー 希望小売 価格(円) |
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0号-52 | 0.5~2 | 0.6~1.5 | 99 | 45,500 |
0.6号-52 | 1~2 | 0.6~2 | 99 | 46,300 |
写真はすべて0.6号です。
ダイワ(グローブライド)のホームページより
-- 従来の黒鯛に飽き足らないコア層ヘ贈る。
1ランク上の素材とパーツを搭載し、チヌ釣りの醍醐味を深く味わっていただくために、AIR・POWER TORQUEの2つのシリーズを展開。
■銀狼エア・・・ 細身・軽量・トルクフル・しなやか調子
銀狼エア0号-52・04号-52:スムーズに胴にのる絶妙なバランスと粘強パワーが極細仕掛けに対応、食わせ用のネリ餌も楽に超遠投できる柔軟調子モデル。
銀狼エア06号-52:ソフトでしなやかな、パワフルでスムーズに胴に乗る粘り強さが繊細仕掛けにも十分対応のスタンダードモデル。
トップが細いですね。これで折れないものかと心配になります。
デザイン全般は、先代の銀狼シリーズを引き継ぎ、黒メインで赤がアクセントになっています。これも純粋な黒ではなく、黒の中にパールが入っている、ブラックパールです。
新しいダイワのロゴは・・・まだ馴染めません。ブランクがHVFなので、SVFの銀狼王牙や、DXRエアチューン、トーナメント制覇 技より号数の割には太くなります。
[0号]とても軽く、明らかに本調子です。まだあまりいいサイズを掛けていませんが、30cm~40cmぐらいのサイズで根やテトラなどがなければ非常に楽しい竿です。スリットなどがあったら・・・素直に0.6号を使ったほうが泣かないで済みます。
[0.6号] 最初、超先調子かと感じましたが、後々いろいろな竿を触っていて、なにかもやもやするものがありました。そして、フィッシングショー大阪2011でダイワの木村さんがおっしゃられたことで確信を持ちました。
私が超先調子だと感じたのは、2番・穂持ちのハリが原因なんです。ここがしゃんとしている感じがすると先調子だと判断するのですけれど、これは重い円錐ウキに負けないように意図的に強めにしてあるようです。基本的には先調子であると感じています。全体的には大島 磯 0.8号-53に極めて近く、大島よりも2番は強めに感じ、そして持ち重りの無さや塗装の上質さは当然ながら銀狼エアに軍配が上がります。
魚を掛けると、先調子フィーリングの操作性と違って、タイ系の魚に良く見られる首振りを吸収しやすくするために胴に乗せやすくしている感じがします。2番の突っ張り感は全くありませんし、曲がり方を見ていてもやや胴調子よりの先調子であることが確認できます。ベンドカーブだけを見ると同じ号数の銀狼王牙とほぼ同じだと思います。また、強さは制覇 技1号程度は有りそうで、十分な粘りとパワーがあり、40cm程度のチヌであれば苦も無く浮かせます。飛竜チヌ0.6号-53よりは魚が暴れにくいと感じます。
44cmのチヌでの曲がり方
胴調子でもなければ先調子でもないこの曲がり方が銀狼調子のようで、今までのグレ竿・磯竿・チヌ竿の感触に慣れ親しんでいたとすると、感触に慣れるまではすべての動作に戸惑いがあるかもしれませんけども、これがこの銀狼シリーズの狙いなのでしょう。重めの円錐ウキを使ったチヌのフカセ釣りに対してチューニングが行き届いた竿だとも言えます。
最初は特性が謎めいていたこの銀狼エアですけど、使い込んでいくうちによく出来た竿じゃないか?と感じるようになってきました。しかしながら、DXR1号-53を購入したため0.6号、0号ともタックルベリー泉北高石店で売却いたしました。(2014年9月27日)