Daiwa KAKO ZERO II(2002)
飛竜Vではバラシ連発だったので、もう少し楽しめる竿は無いかと物色中、超軽量極細仕掛け用というフレーズに引かれてフラフラとフィッシングオーシャンにて25%OFFで購入。決め手は、持ってみて、「軽い」「いい雰囲気」だと感じたから。値段もそんなに高くないし・・・
調子 | 持ち重り係数 (kg/cm) |
ベストハリス (フロロカーボン) |
ターゲット サイズ |
購入価格 (円) |
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硬調子 | 18.5 | 0.8~1号 | 20~45cm | 26,240 |
Vジョイント | ガイド | ガイド 合わせ |
リールシート |
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あり | 全チタン | あり | 前進機能付チタン |
全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
標準自重 (g) |
先径 (m/m) |
元径 (m/m) |
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5.20 | 5 | 113 | 142 | 0.8 | 20.6 |
錘負荷 (号) |
適合ハリス (ナイロン・号) |
カーボン 含有率 (%) |
メーカー希望 小売価格(円) |
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1~2 | 0.6~2 | 99 | 32,800 |
ダイワのホームページより
超細身、繊細、粘強、しなやかな伝統の"かこ"調子を、最新の技術と素材で更にバージョンアップ。
柔軟5:5の本調子が超極細仕掛けによるスリリングな釣りを実現します。
V-ジョイントの搭載により、柔軟な調子の中にも胴ブレの少ないキレの良さを持ち、魚を掛けてからも竿全体で魚の動きを無理なく吸収します。
I-525(00号):
胴ブレの少ない超しなやかな柔軟5:5本調子。超極細ハリス0.4~0.8号も当たり前。穏やかな季節や波の静かな港湾のチヌ釣りに最適。
II-525(0号):
しなやかな穂先からスムーズに胴にのる絶妙なバランスと粘強パワーの5:5硬調子。0.6~1.0号ハリスで攻める大型のチヌや口太グレにも威力を発揮。
まず「細いっ!」・・・こんなので耐えれるのかと疑問でした。
ゴールドで派手のように見えますが、良い色合いで、通の雰囲気を醸し出しています。
カタログ数値的には私の持っている竿の中で一番軽いのですが、実釣においては
DXRエアチューン < トーナメント制覇 技 < 飛燕 <
かこゼロ < オレガ一徹 < HZグレーダー < HX大島 < ブレイゾン < プレッサドライ(4.5m)
の順番ですかね・・・さほど軽いとは思いません。
さすがに本調子/硬調子の竿です。号数的には0号で、25cm程度のチヌではさほど竿が曲がった気はしませんけれども、周りの人は「どんな大物が掛かったのか」と興味を示します・・・はは(汗
写真は2010年11月7日 43センチのチヌでの曲がり具合。
いいサイズを掛けると、V-ジョイントの効果か?綺麗に弓形に曲がりっぱなしですが折れそうだとは思いません。もちろん謳い文句どおりチヌのゴツゴツという首振りももほとんど感じられません(元上からゴンゴン振動してました)。走られることを前提に上手くいなしてやり取りを楽しむ竿だと思います。
けっして数釣りに向く竿ではなく、チヌとの対話を愉しみ、メバルやハネのエビ撒きでも愉しめる、趣のある軟調チヌ竿の代表だと思います。
現在では絶版の竿になります。初代銀狼ゼロ・ゼロファイター、銀狼エア0号-52、そして3代目銀狼0号・00号、銀狼唯牙00号・0号がこのDNA・かこ調子を引き継いでいる竿になります。4代目銀狼唯牙0号-53は、【銘竿「かこZERO-II」並みの柔軟性を実現し現代のテクノロジーで操作性等をブラッシュアップ】という謳い文句ですので、買っちゃいました。