Daiwa LAXUS 2500H-LBD(2023)
2025年現在、一年のうちの7割方は紀州釣り・ダンゴ釣りとなってしまったので、16年選手のインパルトアルファ、14年選手のインパルト競技LB&2500LBDはガタやゴリが気になり、分解清掃メンテナンスを行い部品交換を行っても以前のような軽やかな状態には戻らなくなりました。
それに比べ16トライソはもう8年選手ではあるんですけども、11インパルトに比べれば遥かに滑らかな回転を維持したままで良い状態をキープしています。
マグシールドは善し悪しがありますが適切な給油だけでよい状態をキープできるようで、紀州釣りメインと考えた場合は23シグナスでも全く問題はないのでしょうけども、23ラグザスはなんといっても軽く仕上がっている点とマニュアルリターンベールが装備されている点がでかなり悩みました。
本来ならインパルトの予算も確保できていたのですが、マルニシの特価品やポイントのおかげで半額以下となったので、あえてハイギアより売価が高かった通常ギアの23ラグザス2500H-LBDを選び、24インパルト3000LBD&25銀狼LBQDと同じパワーライトハンドルMを装着することで、仮想インパルト&銀狼を試してみることにしました。
ギヤー比 | 巻取り長さ (cm) (ハンドル1回転) |
自重 (g) |
最大ドラグ力 (kg) |
ベアリング (ボール) |
メーカー 希望本体 価格 (円) |
スプール 価格 (円) |
税込購入価格 (円) |
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6.2 | 93 | 255 | 8 | 7 | 48,000+税 | 10,000 | 22,618 |
標準糸巻量は、ダイワ2500番に準ずる 2号-200m / 3号-150m(ナイロン)
添付品はリール袋と調整用ワッシャー、1.85号-150m用エコノマイザーとなります。
-- ダイワウェブサイトから引用
「モノコックボディ」のポイントとして、まずは、「シルキーな回転」。ボディ剛性の向上、ギア支持精度の向上によりシルキーな回転を実現した。
そして、「巻上げパワーUP」。ギアの大口径化により巻上げパワーが向上した。
更に、「回転耐久性の向上」。ギアの大口径化により回転耐久性能も向上している。
最後に、「防水性の向上」。モノコックボディによる気密性の向上と、マグシールドによる高い耐水性の相乗効果でボディの防水性が向上した。
ZAION V製ボディ&ローター、ZAION製ハンドルアーム&ブレーキレバーで強度をキープしながら、19ラグザス比15gの軽量化を達成した。
新開発のギア比6.6(99cm)のXHモデルが登場。
モノコックボディが更なるハイギア化を実現し、素早い仕掛け回収・やり取りが可能なXHモデルと、ギア比6.2(93cm)のHモデルの二つのギア比を選択することが可能。
スプールの互換性を継続し、過去のスプールとの互換性あり。
【23 LAXUS 2500H-LBD、3000H-LBD】
ギア比6.2、ハンドル1回転93cm。使い易いギア比設定のオールラウンドモデル。
2500H-LBDはナイロン3号-150m、3000H-LBDはナイロン4号-150m。どちらもエコノマイザーを標準装備し、細い道糸を巻く際の底上げが可能。
仕上げはトーナメントISO系列のブラック&ゴールドで、とても高級感があり所有欲を満たしてくれます。
まずは手に取ってひと回ししただけで分かるギアの滑らかさ。
モノコックボディーは22トーナメントISOでその性能を十分把握していますので、この23ラグザスは15トーナメントISOよりもシルキーな巻き心地です。
重量はトーナメントISOやインパルトに比べれば少し重くなっていますが、シグナス&トライソほど重くないのでほぼ感じ取ることはできないですね。トライソは、重いと分かりますよ。
もともとラグザス&プレイソクラスにはワンウェイオシュレーションが無く、それがインパルトとの大きな違いであったのですけど、24インパルトからワンウェイオシュレーションも無くなり、こちらラグザスにもザイオンローター&ボディも搭載されているのでブレーキレバーぐらいしか機能面での差が無くなっています。
高速回転でブレーキを開放するような魚にはまだ出会えていないので断言はできませんけども、私の感覚からすれば競技のハイギアと3000番はインパルト、2500番ならラグザスでも十分だと感じています。
インパルトを食ってかかるこの基本性能の高さとデザインは、進化を感じさせます。
ことチヌならば、間違いない選択だと思います。