2012年12月の釣果・駄文

-- 12月31日(月) --

今年も後残り一時間を切りました。大急ぎでまとめます。

まず、全般として、子供が出来るとこれほどまでに自由時間が減ってしまうとは思いませんでした。これが響いて釣行回数や時間や場所の制限がかかってしまい、たとえば夕マズメが良いとわかっていても朝しか出られない・・・など、釣りに行くこと自体の制限が掛かってしまいました。

言い訳はこの辺で、まずデータ的なまとめを。

釣行34回で枚数はなんと一桁9枚、打率2割3分5厘・・・

上期も下期もほぼ同じ打率のまま、一年が過ぎました。昨年の下期の打率8割4分はやはりまぐれで、本来の私の打率はこの程度なんだろう、ともう自信も何もあったもんじゃありません。

昨年経験した5時間で8枚、3時間で6枚とかそんなものは一度も無く、小さいのが2枚が最多だったり、最長寸も47cm止まりだし・・・昨年が良すぎただけなんですよね。

それに今年は掛けた枚数の1/3はバラしていたような・・・こちらが万全の体制のときには掛からないのは魚釣りの宿命なのか、ハリスを最初から太めにしているときには掛からないで、釣れないだろうなんて思っているときに掛かってプッツリが多かったです。全部取っていたら打率もかなり上がっていたはずです。

技術的な面から考えますと、今年は重めのマキエを使うことが多く、また、それにあわせて仕掛けを這わせることに抵抗がなくなりました。食わないときはサシエを安定させるために底に這わせると良いとよく言われているのでそれを実践してみましたけども、私の技量では結果は出ませんでした。

また、久々に磯に上がる機会があり、やはり防波堤のような単調で穏やかな潮の流れの釣り方では全く太刀打ちできないことが再確認できました。

それに、今年は昨年に引き続き前島マイスターKonさん、そして夏からゼロ様とたくさんご一緒させていただき、自分には無い釣り方を間近で見て刺激を受けました。この場で御礼申し上げます。ありがとうございました。

せっかく仲間が増えたのですけど、残念なことにゼロ様は年明けから名古屋勤務となり、「釣りしに大阪に帰ってくるから」とはおっしゃっていますけども、ご一緒できる回数は減ってしまうことになるでしょうから残念です。

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さてと、今年一年、駄文と釣れない愚痴にお付き合いくださりまして、ありがとうございました。

来年は、何とか打率を5割に乗せたいものです。

では、良いお年をお迎えください。

-- 12月24日(月) --

あがけませんでした・・・

高熱、頭痛、鼻水に負けました。

本年は消化不良のまま打ち止めです。

年間に上げたチヌの枚数も両手で十分足りるぐらいで、最長寸も47cmどまり。

掛けた1/3は外すかバラスか非常に分が悪い年だったような・・・

まとめはまた後日いたします。

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M みぞばた様より質問をいただきましたのでココでご返答させていただきます。

トーナメント制覇技」と「トーナメントISO F」の調子は似ているのか?とのご質問です。

基本はトーナメント調子なのですけど、制覇技は磯竿の中でもチヌに適したやや胴に入りやすい調子、トーナメントISO Fは明らかなグレ竿ながらチヌに対しても違和感なく使える、といった感じでしょうか?厳密には2本の竿を並べてベンドカーブを比較するのが良いのでしょうけど・・・あまりきっちりと覚えていませんけど、トーナメントISOFは「競剣・制覇」と「制覇技」の中間ぐらいと捉えていただくと一番しっくり来るのではないでしょうか?

トーナメントキャップあと、これは私の所有しているメガトップバージョンでのフィーリングで、SMTでは全く違います。同じ号数でもメガトップバージョンと、スーパーメタルトップバージョンでは完全に違う竿だと思ってください。リールシート先からトップまでぜんぜん違う設計で、チューブラートップをうまく使って魚を早く浮かす調子になっています。

このようなお答えしか出来ず、申し訳ありません。なにせ、あまり魚を掛けていないもので・・・

--追記

本日はクリスマスです。

嫁からクリスマスプレゼントをもらいました。「トーナメントキャップ」です。足掛け2年、やっと秋冬春用のキャップを手に入れることが出来ました。どなたかのように最新型で全部決められないのでこのへんで勘弁してつかぁさい。

日時

12月16日(日) 7:15~10:00 泉佐野 前島

釣果

ボウズ

エサ盗り

若干フグらしき生命反応

釣り方

泉佐野 前島 概略図もう12月の半ばを過ぎました・・・

ろくに釣れないまま一年が終わりそうです。最後のあがきは本日を入れて後2回です。本日もゼロ様、前島マイスターKonさんのトリオです。

この雨風の中、熱心な釣り人は多く、前島の灯台付近はたくさんの釣り人でにぎわっています・・・が、ウキ釣りは私たちだけ・・・

陸では全く感じられなかった風も、かなり吹いています。波も高く、潮の色も北風の為か雨の為か、あまりよろしくない緑色になってしまっています。本日は大切な国民の義務、選挙もありますので10時納竿厳守となっています。

マキエ配合 : 生1.5kg / 深攻めチヌ遠投 0.5袋 / フカセチヌ 0.5袋

サシエ : オキアミ職人漬け 生L

Konさんが先に竿!(トーナメントISO F 1.25号SMT)を出されていたので、潮の動き方などを聞いてみると、「沖に出ます」とのことだったので、重い仕掛けで張って止める作戦とします。

仕掛け: 銀狼エア0号-52 / 11インパルト競技LB / アストロングレイト磯 1.5号 / ウキ止めウーリー / センサーフロートミニ 2B / センサー水中 ビッグ -2B / KZカラースイベル10号 / トヨフロン スーパーL EX 1.2号 2ヒロ弱 / サルカン下にG2 / 速手チヌ1号 ウキ下 3.5ヒロでスタート。

前々からこの潮の動きは表面だけだとは感じていました。前回の釣行でも同じような潮の動きをしたときがあり、このときは表面だけ沖に出て、底は右に力強く流れているものでした。今回もこの潮ではないかと想定し、張りの作りやすい重い仕掛けでかつ過負荷状態にして風と波の影響を受けにくくする作戦です・・・が。

思ったよりも風が強く、張りを作るとウキが馴染まないのでどんどんと調整用のガン玉を追加していくと、最終的には2B水中ウキ+2B程度の鉛を背負わせて張りながら流すと適度に水中を漂う良い状態になった・・・はずなんですが調整が終了する頃には潮が弱くなり、調整用で追加したガン玉をすべて取っ払ってもしっくりこなくなります。具体的には上潮がふらふらして非常に調整しにくく、肝心の底潮もいまいち元気がありません。

魚の活性もとても低く、稀にフグにかじられる程度です。ウキ下も3ヒロ半から始めて5ヒロ半ぐらいまで落としていますけど明確な答えは返ってきません。

しばらくは投入ポイントなどを変える等してなんとかうまく底の潮に馴染ませようと努力しますけど、更に風と波が強くなってきたので、[さらに重い仕掛け]もしくは[00で沈める]のどちらかに変更しようかと悩みます・・・

選択したのはIDR鵜澤アラ00+Jクッション水中L-J4、ウキ止めなしの全層仕掛けでウキをすばやく沈め、底潮にすばやく乗せる作戦に出ます。

ところが、想定よりも手前の払い出しが強くなっていたので、この程度の鉛ではすぐに流されてしまい目論見と違う動きとなります。残りエサも時間も少ないので仕掛け交換ではなく、鉛を追加してこの状況を乗り越えようと画策し、鈎上50cmにG4を打ちます。

これだと、もっとも荒れている表層1ヒロ程度は瞬間に通過して、うまく底の潮に乗せる・・・止まってしまっていましたけど・・ことができました。

仕掛けは狙い通りに流れるようにはなりましたけど、タイムアップの10時となりました。

まとめ

ゼロ様、Konさん、強風の中お疲れ様でした。

最近の私は出来るだけ美しい仕掛けで釣ろうとしていたのですけど、ここ1~2回はセオリーを無視したお行儀の悪い仕掛け、美しくない仕掛け、説明しづらい仕掛けとなっても、なんとかそのまま釣ってやろうと方向転換しました。

美しい仕掛けならばこの文章を書くのも記憶するのも楽なんですけどね。とりあえず釣れないので思いついたことはすべて試すようにします。

- 12月14日(金) --

M みぞばた様よりご質問のメールを頂きました。メールありがとうございます。
私の事情を押し付ける様で申し訳ありませんけど、携帯電話のメールを打つ事が非常に苦手なのでこちらで返信させていただきます。

トーナメントISOFの使用感についてのご質問ですが、私の思うところはトーナメントISO F1号-53のページにすべて書かせていただいています。これは私の感覚であって、気にならないところなどは記述できていませんので、この文章にないことをお知りになりたいのであれば、追加記述させていただきます。

-- 12月9日(日) --

磯釣り秘伝2013グレまたしても週末に強風で、今回はそれに雪までプラスされてしまいました。私、結構まじめだと思うのですけど普段の行いがよほど悪いのでしょうか。釣りにも行けないので、この寒空の下、スタッドレスタイヤへの交換作業をしていました。

閑話休題。

大震災の後に休刊となっていた磯釣り秘伝 2013 グレが戻ってきました。ちぬ倶楽部や磯釣りスペシャルも読みましたけど、やはり私にはこの秘伝が一番性にあっています。

今回は秋の新作タックルレビュー、そしてB使いの私にぴったりなBが必要な理由など、とても興味のそそられる内容となっています。

明日から電車の中で読むぞ!

日時

12月2日(日)7:00~9:30 大津川尻 汐見埠頭側

釣果

ボウズ

エサ盗り

フグだらけ

釣り方

大津川尻 概略図しばらくはいつものパターンに戻ります。本来ならば昨日出陣のはずでしたけど、西よりの強風が吹いていたので諦め、娘の保育園送り迎えをしたご褒美として本日嫁の実家に行く前の数時間を頂くことに成功しました。タイムリミットが厳しいので、前島マイスターKonさんにお誘いいただいた前島では無く、いつものマイホーム大津川尻です。

この気温なのに、大津川尻は太刀魚釣りの人で賑わっています。お話を伺うと、「エサをかじられたのが1回だけ」と・・・

キザクラ STRマキエ配合:生1.5kg / 深攻めチヌ遠投 0.5袋 / フカセチヌ 0.5袋 / 自家製ヌカ 少量

サシエ:チヌにこれだ漬け生 Lサイズ

潮はほぼ止まっている、と言えます。若干上滑りの気はありますので、Bのウキを選択します。マキエには・・・なにやら魚が群がっているように見えます。

タックル: 大島 磯 0.8号-53 / 11インパルト競技LB / アストロングレイト磯 1.5号 / なるほどウキ止め / STR B / Jクッション水中LL-J1 / KZカラースイベル10号 / トヨフロン スーパーL EX 1.2号 2ヒロ弱 / サルカン下にG4 / 金伊勢尼6号 ウキ下 2ヒロでスタート。

1投目、仕掛けを回収すると鈎がありません・・・フグです。ココから対フグ作戦が始まります。

「この時期だから大丈夫だろう」と油断したのかコーンを持ってくることを忘れました。当然ながら練り餌もありませんし、手元にはやわらかい脱皮直後の生オキアミしかありません。誰かと一緒に来ているのなら間違いなくサシエを買いに行く状況ですけど、時間も無いので生だけで状況打破しようと、もがいてみることにします。

大津川尻から明石海峡大橋を望むまず、鈎を競技チヌ3号にアップします。これで鈎は持っていかれる事はなくなりましたけど、ガン玉も打って居ないハリスの中間部分をかじられ1回目の仕掛け全交換・・・

仕掛けを張替え、しばらく挑戦するも3号鈎が大きいかも・・・と思い黒チヌ1号にしてみると今度はほぼ毎回鈎を持って行かれるか、チモトをかみかみされて鈎を結びなおすことに。

仕掛けだけではなく、マキエでの分離も試みます。マキエは際だけに打ち、沖、潮下、潮上と投入してみますけどアタリはすべてフグです。とどめはまたしてもガン玉すらない中間部分から食いちぎられ全交換となります。

今度は完全フカセで挑むためにP-02でガン玉なしにしてみます。これだとごく稀にエサが戻ってきますがなぜかしっくりこないので、バランスとかは考えず無茶な仕掛けにしてみます。

鈎上10cmに2Bを打ちました。アタリはかなりはっきり伝わりますけどウキに浮力が無く、釣り辛いと感じたのでウキをポケットに入っていたSTR Bに戻すと・・・上滑りがとてもひどくなっていました。そのままでは全然馴染まないのでさらに3Bをハリスの中間に打つと高速で沈んでいくのかと思いきや意外と見やすく、ラインをぴんぴんに張っているとフグが入れ食い状態になりました・・・

脈釣りみたいなスタイルになりつつ底までエサが持つようにトライするもタイムアップとなりました。

まとめ

最後は全く美しくない仕掛けとなってしまいましたけど、概して無茶な仕掛けほど釣り易かったりするものです。とにもかくにも、コーンを忘れたことがとても悔やまれる釣行でした。

Konさんは前島で44cm・・・

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まとめ

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