2013年11月の釣果・駄文・・・チヌ1枚

-- 11月30日(土) --

磯釣り秘伝2014グレ先週は長野に行ってまして、更新をお休みさせてもらいました。

泉大津付近では良型がポツポツと上がり始めているようで、本日は出陣したかったのですけども・・・前回と今回の長野強行スケジュールが響いて感染性胃腸炎を悪化させてしまったので、人間としての尊厳を維持するために本日は寝て過ごしています。

先ほど、昨日注文したブツが届きました。磯釣り秘伝2014グレです。今回からカバーつきの本となり外装もグレードアップしています。内容は、通勤時にゆっくり楽しむつもりなので何か面白い記事があればまた書きます。私的に本命は来年1月末発売の磯釣り秘伝2014チヌです・・・年に一度の楽しみです。

DW-3503さてと、聞かれてはいませんけど、最近買ったモノでインプレがまだ済んでいないものを・・・

ベガスティックタフS-0一つ目は写真にある、レインマックス ウィンタースーツ DW-3503 ファイヤーレッド/ライトモカです。冬は7~8年前のGW-3407を今でも使っているのですけど、こやつは重い上に中綿増量タイプなので動きにくく「ちょっと寒そうだな」ぐらいで着るには大仰だったので、ダイワの防寒着で最もライトなものを選んでみたところ、GW-3407比で半分ぐらいの重さ、更に温かさはほとんど変わらないと想定以上の良いものにめぐり合えました。撥水性能に関してはまだ分かりませんけど・・・

ポケットが少ない点や、コンビアップシステムなど、細かい装備は全くありませんけど、とてもあったかいカッパとして波止で気軽に釣る分には十分すぎる性能です。これで少しはスタイリッシュ度がアップできた?KonさんのようなD広報ほどDマークはありませんけど・・・

続いて、9連勝を支えた立役者、ベガスティックタフ S-0です。

一般的に市販されている棒ウキは、こう言っちゃぁ乱暴ですけど、浮力表示がかなり大雑把だと感じています。ところがこれだけはぴったりで、Bを乗せると渋々である赤の位置になります。完全フカセだと緑が出てます。つまり、当たり前なんですが、表記どおりの浮力です。このウキの最大の利点は完全フカセからBまで、感度差無くガン玉のみで調整できるところです。ゼロ様ご愛用であるヒロミ産業のエアゾーンも、中通し円錐型で同じようにウキ交換無しでの仕掛けバリエーションに幅を持たせられる、といった点では手返し良く正解に近づきやすいものだと思います。ただ、棒ウキを選んだ理由は大津川尻や、浅めの波止でよくある表層すべりに効率よく対抗するためなので、これが潮通しの良い磯ならばエアゾーンに分があると思います。

また、重量も軽く、引き込み抵抗の小ささと相まって、かなり細かいアタリも大きく出ます。木村公治さんが「チヌがエサを咥える前アタリとして、穂先がぐるぐる回る」といった表現をされていますが、このウキはそれに似た前アタリが出易いと感じます。ウキが痺れたように微振動で波紋が出て、それから大きく引き込む、抑える、などといった変化になります。ま、それを穂先で取るんだから凄いものですが、私のような素人ではウキで見分けるのが精一杯です。

明日夕方釣りに出れそうなら出陣の予定です。

日時

11月16日(土) 6:50~12:00 大津川尻 汐見側 [大潮 満潮 5:57 / 干潮 11:34 ]

釣果

ボウズ

エサ盗り

フグがキツ過ぎ

釣り方

大津川尻 概略図今週に入ってから突然寒くなりましたねぇ。北陸や信州でも積雪の知らせが届いています。

さて、これほど急に冷え込むと人間も動きにくくなるようにお魚さんも慣れるまでは口を使わない・・・はず。今日はシビアな釣りになるんじゃないかな?などと考えながら皆様には申し訳ありませんけど毎度おなじみ定位置に向かいます。

とりあえず連勝が途切れるまでは同じ場所で同じ釣りを続けてみます。

大津川尻の様子コマセ配合 : 生1.5kg / アミエビレンガ 1つ / 銀狼アミノX名人ブレンド 1袋 / 自家製ヌカ 少量 / コーン 1缶+サシエの残り

サシエ : 生 Lサイズ、コーン、練り蔵

どんどん増えていく撒き餌の量・・・ついに名人ブレンド1袋まで到達です。条件によっては3時間弱で撒き切るつもりですが・・・オキアミは500gほど潰さないでサシエと粒撒き用にキープし、残りはアミエビとともにぐちゃぐちゃに練りこんでいます。

前回と同じく大潮の下げなのでかなりきつめに滑っています。潮の色も緑色で若干澄んでいて、昨日までの雨の濁りはまったくと言っていいぐらいありません。

仕掛けの撮影を終え、竿を伸ばそうと立ち上がったら私を呼ぶ声が・・・またまた竿ではなくカメラを持ってKonさんのご登場です。ほぼ1週間出張で昨日の夜中に帰ってこられたのに朝には稼動可能な体力はどこからやってくるのでしょうか?Konさんはあす、磯に出陣とか。

自立チヌ

タックル : 銀狼エア 0.6号-52 / 11インパルト競技LB / アストロングレイトNT 1.85号 / ウキ止め / 自立チヌ4B改0.3号 / 結合部に2B / パワーノットサルカン Tタイプ / トヨフロンLハード 1.2号 1ヒロ半強 / 白伊勢尼7号 G7の2段打ち、ウキ下2ヒロ強でスタート。

「今日は望遠で構えていますので・・・」
「そんなに都合よく釣れませんよ。」

1投目、悪夢の開始です。仕掛け投入後、すぐに追い撒き餌をしようと杓に手を伸ばした瞬間、何かが掛かります・・・アレです、フグです。

次は、ハリがなくなりました。

鈎を黒チヌ4号にアップしますが・・・コーンも練り餌も瞬殺。

開始5分で折れました・・・

おそらく、ですけど今年一番のフグ祭りです。どこに投げても何を刺してもどんなタナでもフグ、フグ、フグです。ボラは数匹うろうろしていて、活性は悪くありませんが多勢に無勢、フグを蹴散らすほどのパワーはありません。

小回り君の姿撒き餌をドカドカ撒いて、フグを釘付けにしてその周辺を釣ろう、と考えましたが分離することが出来ません。ボラがもっと沢山居てくれれば、アジがもっと沢山居ればこんなことにはならないのでしょうけど。前回、オキアミを喰わなかったのでオキアミを少なめにしたのが失敗ですね。粒を大量に撒いてやろうとするにも少なすぎて・・・

こぼれた撒き餌には、メバル?グレ?のようなものが群がっているのは見えるのですが、跳ねるほど居るフグに翻弄され続けます。潮は徐々に弱まってきたので、D.SUS Macroやグレスト S-5Bなどに変更して遠目を流したり、ナマリでズドンなど、いろいろチャレンジしてみますけどもアタリがないまま鈎が無い・・・が連発します。

D.SUSマクロ一度、ハリスを矢引きにしてグレ鈎4号で手前の魚は何だろう?と探ってみると何とか針に掛かったのはチビレ。これとは違う姿、動きをする魚がまだ居たので狙ってみるも、毎回フグに鈎をもっていかれてこれもボツ。

万策尽きた感があります・・・最後は、撒き餌を極力撒かない、撒くときは散らせて出来るだけ沈下速度を遅め、底にフグが留まらないようにしてやろうと考えました、が今回は重いチヌ用の撒き餌の中でも砂が多い名人ブレンドなので非常に苦労します。気を抜くと塊のままドボンなので毎回切って広範囲に散らせます。

こうすると、徐々にエサが通る場所が現れ始めたのですけど、最後までチヌのアタリを捉えることなく打ち止めとなりました。

まとめ

連勝記録は9で止まりました。KonさんのV11には届きませんでした・・・

これで違う場所に釣りにいけるぞ!(負け惜しみ)

-- 11月10日(日) --

銀鱗シグマ長野から帰ってきた次の日は深夜12時上がりで、水曜は5時半起きともう散々な週明けでした。おかげさまで見事に体調を崩し、ただ今PLの厄介になっています。

昨日は前島マイスターKonさんとゼロ様が前島で太刀魚を狙われている、とのことでしたので家族全員で見学に行ってはみたものの・・・私たちが見ている間は不発でした。Konさんは、朝1時間ほどで40cmUPのチヌを含め2枚上げ、夜も太刀魚・・・ゼロ様は夕方からの通しで翌朝からフカセと・・・この人たちの体力はどこから出てくるのでしょうか?

ガン玉固定シートの改良さて、週末に荒れることにも慣れっこになってきましたので、本日は素直にメンテナンスデーとしました。

布団を買いに行ったついでに立ち寄ったブンブンで処分品の銀鱗シグマ1.5号をゲット。今のペースで釣りに行くと1年半ぐらいは安泰の量です。

こういう特価品が手に入らないときは東亜ストリングスのレグロンワールドプレミアムが良いとの話なので、これも使ってみたいなぁと考えています。ボビン巻きだけどかなり強いようです。

さらに、以前から使いにくかったガン玉ケースの両面テープを張り替えました。コンパクト式、というのでしょうか?ヒンジにバネが入っているタイプのケースなので、勢い良く閉じたりするとガン玉が中で踊るのですけど、それを防止するために貼ったテープが仇となってケースの隅っこに引っ付いて取り辛いったらありゃしません。夏ならまだ我慢できますが、冬の悴んだ手では掴みにくいこと必至です。そこで、テープの面積を若干小さくし、隅っこに引っ付かないようにしました。

喪中の人、になってしまったので釣行はしばらくお預けかな・・・などとも考えたりしています。

日時

11月2日(土) 7:00~11:30 大津川尻 汐見側 [大潮 満潮 5:58 / 干潮 11:45 ]

釣果

チヌ 25㎝ 1枚

エサ盗り

フグ、ボラ、アジ、キビレ

釣り方

大津川尻 概略図世の中、まぁうまくいかないですねぇ・・・

久々の3連休、2回は釣りに行くぞ!と意気込んでいたのですけども、祖母の具合が悪くなったので明日長野へお見舞いに行ってきます。

さてと、前日までのハードワークの所為か、人間起動に手間取ってしまい、3時半に目覚ましをかけ、4時に起きたにも拘らず家を出たのが5時半、エサを練り終えて釣り場の大津川尻に着いたのが6時40分・・・6時から竿を出す予定がえらく遅れてしまいました。仕掛けの準備をし、写真を撮っているときにKonさんが釣竿ではなくデジタル一眼レフを片手に応援に来てくれました。 コーヒー、いつもありがとうございます。

ベガスティックタフコマセ配合 : 生3kg / アミエビレンガ 1つ / 深攻めチヌ遠投 1袋 / アピールチヌ5 1袋 / 自家製ヌカ 少量 / コーン サシエの残り

サシエ : 生 Lサイズ、コーン、練り蔵

本日は日ごろの行いもあって、「釣りに行ってきていいよ」と妻に言ってもらっているので最低4時間は釣れる量を確保しようとした結果、このような配合になりました。秋口にしては微妙に少ない気もしますが、半年前の私なら余裕で6時間の量です。

潮は下げで、かなりきつめに滑っているので最初から重めで、練り餌を使いやすいようにガン玉を分割して打っています。

タックル : 飛竜チヌ 0.6号-53/ 11インパルト競技LB / アストロングレイトNT 1.85号 / ウキ止め / 自立チヌ5B改0.5号 / 結合部に3B、B、G2 / パワーノットサルカン Tタイプ / トヨフロンLハード 1.2号 1ヒロ半強 / 金伊勢尼7号 G7の2段打ち、ウキ下2ヒロ強でスタート。

「10分で上げてください」 とKonさんからの演技指導が入りました。
「鵜澤さんでも1日あるのに私は10分ですか?」

大津川尻の様子夜も十分明けているので潮の様子ははっきり見えます。 澄んでいます。急激に水温が低下したときの緑色です。Konさんが撮ってくださった写真でも良く分かります。 撒き餌を打っても見た目ではエサ盗りが乱舞する姿は見えません。ボラがちらほら居ます。

投入前からバカバカ撒き餌を打ち込んでいるのでサシエはオキアミもコーンもすぐになくなります。あっという間の10分ではどうすることも出来ず、Konさんは家族サービスへと・・・

25cmのチヌKonさんが帰られてすぐにまともなアタリが出始め、小さいながらも25cm、チビレと続きます。サシエはなぜかオキアミしか触ってきません。

しばらくすると下げの潮で水温が下がったのか、オキアミすら原型で戻ってくるようになりました。撒き餌を増やそうが減らそうがコーンもオキアミも練り餌も生命反応ゼロへ・・・ボラだけがエサを吸っています。

その状態がしばらく続き、徐々にエサを盗るようにはなってきたのですけど、奇妙なことにオキアミだけ触らないようになってきました。潮も徐々に弱くなってきたので、5B->3B->B->0と棒ウキの負荷を下げ、ガン玉もハリス以外はすべて取り払い、鈎もチヌ鈎5号~グレ鈎4号まで幅広く試しました。最近何故か這わせると根掛りが多く釣りにならないので出来るだけ底を切るように、でも様子見で這わせる、といったように調整もしました。こうすると練り餌+グレ鈎ではチビレがポツポツ喰ってくるのですけど、コーンはフグのアタリ、オキアミにいたってはそのまま戻ってくるという非常に理解しがたい状況になります。

結局、わけの分からない状況のまま撒き餌を撒き続け、打ち止めとなりました。

まとめ

後々考えたのですけど、突然喰わなくなったときは、
1.撒き餌の量を減らしてサシエに目を向けさせる
2.撒き餌の量を増やしてエサがあることをアピールする
のどちらかと思うんですが、今回は後者を選んでしまったから駄目だったのかなぁと。

とりあえず、自分ルールでは9連勝となりました。目指せフタケタ!

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