2011年7月の釣果・駄文・・・チヌ 21枚

日時

7月30日(土)5:00~10:00 泉佐野 前島 ケーソン 赤灯寄り

釣果

チヌ42cm~48cm 8枚

エサ盗り

セイゴ、シオ、グレ、フグ、ボラ

釣り方

泉佐野 前島 概略図今月、泉佐野に何回通ったのでしょうか。確か台風のときボーズを食らって以外、結構おいしい思いをさせてもらっている気がします。さらに前日、前島マイスターK様は食コンドラムで6枚上げられ、泉佐野付近のチヌは絶好調のままです。

今日も日の出前からテクテク歩いておよそ15分、前島のK様お気に入りポイントです。

日が昇る前から、何事かと思うぐらいたくさんの船が前島近辺に留まっています。どうやらすべてタコ狙いの釣り船のようです。

撒き餌は最近ボウズ知らずのヒロキュー ホワイトベース制覇チヌです。これに今回はイッキ浮かせチヌSPは混ぜずにオキアミの量を増やしています。これが結果にどう響いてくるでしょうか?

プロバイザーOKスペックIIマキエ配合:生3kg / ホワイトベース 制覇チヌ 1袋 / 自家製ヌカ 少量 / コーン サシエの余り
サシエ:オキアミ職人 / チヌにこれだ 漬けの生 Lサイズ、コーン
タックル:DXRエアチューン 1.15号-50 / インパルトアルファ 2500LB(RCSオプションスプール 2000LBD) / サンライン SIGLONちぬスペシャル 1.75号 に オーナー ウキ止めウーリー / プロバイザーOKスペックII B / キザクラ Jクッション水中 L-J4 / NTパワースイベル 10号 / 東レ トヨフロンLハード 1.7号 2ヒロ / ガン玉 G4、G5 2段打ち / 鈎屋 白チヌ2号 ウキ下3ヒロ半でスタート。

活性は高いだろう、そして潮も上げどまりだろうとの予測の元、B負荷のウキを選択しています。1投目、ウキが馴染んだ頃にセイゴです・・・

潮は左前から当て気味なので、ちょっと釣り辛さを感じながら打ち返しを繰り返します。しばらくするとアタリがあったので軽く合わせてみたところ・・・道糸が高切れしました。ウキは当て潮なので簡単に回収できたからよかったものの、なぜに高切れしたのか?切れるならセイゴの時点で切れているはずなんですけど・・・アタリ的にはたぶんチヌだと思います。全く同じ仕掛けを作り直し、仕切り直しです。

しばらくすると、サシエがもちにくくなってきたので早々とコーンを出しました。けれど、コーンは全くもって魚が触ってきません。K様はこの時点で1枚上げています。そして、2枚潮がひどくなってきたので、仕掛けをガルツ グレストS-5B / 釣研 深層弾丸 -5Bにし、ハリスのG4を取り、ウキ下を4ヒロ半と深くします。途中で鈎を黒チヌ2号にチェンジします。

46cmのチヌしばらくこの仕掛けで釣っていて、ふとした拍子に道糸のよじれがもつれに発展してしまいます。ほどいているときに「いま掛かったらまずい・・・」などと思ったからでしょうか。不幸なのか幸運なのか、見事にアタリがあり、魚が掛かってしまいました。

道糸がもつれてダンゴになっているので、それが直径の小さいガイドに引っかかって糸が出ません。もし出たとしても、こんどは巻き取るときに穂先に絡んだりしたらもっと大変なので意地でも糸は出せません。幸いなことにハリスを太めにしていたので、もつれた部分がガイドにひっかかることもなく取り込むことができました。46cmのチヌです。

ふう、これで今日もチヌの顔を見ることができました。しかしその後、悪魔の2枚潮&赤潮&ゴミの海となってしまい、釣りにならなくなってしまいます。しばらくは我慢して釣りましたけど、どうやっても駄目な感じがしたので二人とも竿を置いて釣り話に花を咲かせます・・・

ゴミや赤潮がどこかに消え、2枚潮だけになったので釣りを再開します。しばらくすると潮がだんだん緩んできたのですけど、素直に流れる潮ではないのでウキをツインセンサー2Bに、ガン玉をG7 2段打ち、ウキ下4ヒロ弱に変更します。

緑がかった43cmのチヌ狙いを沖にしても、際にしても明確な生命反応が捕らえられません。もちろんコーンだとまったくかじってこないので、オキアミをメインに続けます。

辛抱して釣っていると、久々に生命反応を捕らえることに成功しました。夏チヌなのでとてもよく引きます・・・隣を見ると、K様にもヒットしているではありませんか。珍しいダブルヒットで上がってきたのは、43cmのきれいな緑がかった色をしたチヌでした。K様のチヌも目測同じぐらいでした。群れが通ったのでしょうか?

46cmのチヌこのとき時刻は8時を過ぎた頃で、今日の目標とする2枚は上げることができました。しかし、途中休止や仕掛けの手直し回数が多かったためか、撒き餌がまだ半分近くあります。どうしようかな?・・・暑さで結構ふらふらしていますけど、気合を入れなおして釣り続けます。

しばらくすると、潮もほとんど動かなくなります。ウキ下が4ヒロ近辺だとどうしてもアタリが取りにくいので、ウキ下を3ヒロ強にしてみると・・・スパッとウキが海中に引き込まれていきました。ちょっと雑なやり取りになってしまいましたけれど、46cmのチヌを取り込むことができました。

42cmの夏チヌでのDXRエアチューン1.15号-50の曲がり方このあたりから、私は、体験したことの無い領域に引き込まれていくことになります。

ウキ下をまた4ヒロに戻した後、10分~15分おきに48cm、42cm、44cm、41cm、45cmとすべて40cmオーバーのチヌを釣り上げてしまいました。明確にアタリを捉えたものもあれば、携帯を見ようと余所見していて竿をひったくられたり、居食いしていたチヌもいました。すべて黒チヌ2号、ハリス1.7号のままです。

48cmのチヌ 42cmのチヌ 44cmのチヌ
41cmのチヌ 45cmのチヌ

K様も追加する!このとき、K様は私のバックアップに回っていただくことが多く、タモ入れや写真撮影などたくさん手伝っていただきました。ありがとうございます。

K様も、スリットにめげずに着々と枚数を加えられていきます。

まだまだ釣れそうな雰囲気がある中、撒き餌もサシエも全部使ってしまい、強制終了と相成りました。

まとめ

やった!1回の釣行で上げたチヌの枚数記録を更新できました。

というか、今月は全部で21枚ものチヌを上げている・・・ので、運を全部使い果たした感があります。この先3ヶ月ぐらい、下手すると半年ぐらい全く釣れない時がやってくる悪い予感がします。

1回の釣行で2枚ずつ平均してくれたらもっと長く楽しめるのに・・・と思うのは貧乏性だからでしょうか。とりあえず、次だ。

日時

7月26日(火)5:00~8:30 泉佐野 食品コンビナート 大阪側

釣果

チヌ 43~49.5cm 3枚

エサ盗り

ボラ、アジ、フグ

釣り方

泉佐野食品コンビナート 概略図本日は、先月取り損ねた会社の指定休です。平日だからどこでも争いになることは無いだろうと、超人気スポットの泉佐野食品コンビナートに行ってみました。

下げなのでできるだけ沖寄りが良かったのですけど、空いているのが貨物船バースの隙間だけでした・・・まぁ、この場所はいろんな物陰があってチヌにはよさそうです。

ここで魚釣りをするのは生涯2回目ぐらいですかね?もしかしたら初めてかもしれません。

釣研 R-Gテクニカルマキエ配合:生3kg / マルキュー チヌパワースペシャル銀牙 1袋 / 荒びきさなぎ 適量
サシエ:オキアミ職人 / チヌにこれだ漬けの生L、コーン
タックル:飛竜チヌ 0.6号-53 / プレイソ2000LBD / 東レ 銀鱗SSちぬ 1.5号 に オーナーウキ止めウーリー / 釣研 R-Gテクニカル B / キザクラ Jクッション水中 L-J4 / スイベル10号 / トヨフロンLハード1.2号 2ヒロ / ガン玉G4、G5 2段打ち / オーナー鈎屋 白チヌ1号 ウキ下 4ヒロでスタート。

チヌパワースペシャル銀牙チヌパワースペシャル銀牙、これはすでに絶版の配合エサになります。これかチヌパワーG2が私のお気に入りなのですけど、泉州地区では容易に手に入らないので滅多なことでは使いません。

さて、潮はゆっくりと外に出て行く右向きのようです。ただ、前日西風が吹いていたせいかも知れませんが、ゴミだらけの海面で非常に神経を使います。

周りはアジかタコ狙いの人しかいません。アジはぽつぽつと釣れている程度なのでオキアミでも余裕・・・のはずか、アジがスレで掛かってきました・・・

43cmのチヌすぐにコーンを出し、仕掛けが馴染んでしばらくすると、勢いよくウキが引き込まれていきます。合わせたときにはすでに魚はロケットモードで向かいの桟橋に向かって猛突進していました・・・ボラかと思いましたが、43cmのチヌでした。ここのチヌ、やたら引きます。

その後も、コーンでウキ下や投入点を変えながら釣っていると、ウキが馴染む前にウキ止めが勢いよく走り出しました。鈎ガカリはしたものの全然止まらないのでかなり糸を出して、止まったと思ったら・・・外れました。これもチヌだと思います。

さて、鈎外れはしたもののポイントとは全然違うところで外れたのでそんなに散っていないだろうと考え、狙いは同じところで、さらに鈎はずれしたので鈎を大きく金南方チヌ9号にしてみます。金鈎だとフグ・・・何匹かフグを上げ、もうそろそろだめなのかな?などと不安が横切りましたけれども、鈎を黒チヌ1号に変えてしばらくするとまたヒットしました。

46cmのチヌ上がったのは46cmのチヌ、こいつもかなり走ってくれました。隣のドラムの影まで走ったので、私も魚に合わせて隣のドラムまで走って浮かせてから戻りました。

7時前で2枚上げたので、もう私は十分なのですけど、まだエサが残っているのでさらに釣り続けます。

ところが、この頃からだんだんとエサを取られなくなってきました。潮もどちらに向かっているのかわからないような状態です。オキアミをつけても戻ってきます・・・あれぇ?さらに、目の前の桟橋で荷揚げが始まり、ベルトコンベアやクレーンのものすごい音が鳴り響いています。周りではぽつぽつアジが上がっているのですけれど、ボラ以外の生命感が全く無くなりました。ただ、なんとなくコーンのほうがよさそうな感じがしたのでコーンのサシエで我慢していると、少しずつですが、フグがコーンを触るようになってきました。

49.5cmのチヌさらに思いつきで、陰になっているドラム際に仕掛けを投入すると・・・ドラマですねぇ・・・ウキが海中に引き込まれていきました。

IDR鵜澤ナギ日曜日のボラ疲れが残っていて右腕一本で耐えるのがかなり厳しいサイズ、49.5cmありました。自己2位の大きさです。がんばって伸ばしてみましたけれど5mmぐらい足りません・・・

その後、落ち込み狙いのほうがよさそうな気がして、ウキをIDR鵜澤ナギ 0、G7の2段打ちにしてみました。しかし、その後は生命反応を捉えることができず、撒き餌を撒ききって終了となりました。

まとめ

いやー、平日釣行は楽ですね。どんなに人気ポイントでも場所取り争いも無く、楽しく釣ることができました。また、平日釣りを見に来る人が意外と多いことにびっくり。夏休みだからかな?

次は、K様と前島に行く予定です。今度も2枚上げれたらいいな。

日時

7月24日(日)4:00~10:30 岸和田港

釣果

チヌ 34cm 1枚

エサ盗り

ボラ

釣り方

岸和田港 概略図台風が過ぎ去ってから、極端に水温が下がったのか、ここのところあまりいい知らせを聞きません。前日の前島マイスターK様情報でも、アタリが渋いとは聞いていましたけれど・・・

日の出前まではサビキ釣りで生まれてくる子供にDHAをたっぷりとってもらおうとアジとイワシを狙いました、けれど・・・結果10匹にも満たない数しか釣ることができませんでした。下手ですね。

撒き餌の準備をしている最中にすでにフカセオンリーでのスタートを切ったK様は1枚上げています・・・

AURA アロー TYPE1マキエ配合:生1.5kg / ヒロキュー ホワイトベース 制覇チヌ 1袋 / イッキ浮かせチヌSP 1/2袋 / あとでサシエの余りコーンを追加
サシエ:生Lサイズ、コーン
タックル:銀狼エア 0.6号-52 / インパルトアルファ2500LB / 銀狼ライン 1.5号 に ナカジマ ウキ止め 2段 / AURA アロー TYPE1 0.8号 / 0.9号ぐらいに調整した1号鉛 / スイベル10号 / トヨフロンLハード1.2号 1.5ヒロ / オーナー鈎屋 白チヌ1号 ウキ下 底べったりでスタート。

フカセの1投目は結局6:00ぐらいでした。サビキをしながら撒き餌を撒いて様子を見ていましたところ、潮は茶色い上にやや白っぽく濁った感じがあります。けれども、K様がチヌを上げているので居ない事は無い・・・と気合を入れます。

沈黙の時間の隙間、K様に先ほど上げた時の様子を聞くと「アタリが渋すぎる・・・」とのこと。こちらの棒ウキでも目盛り1つ沈むか沈まないかのアタリならたまに出ます。

もちろん合わせても何も乗ってきません・・・

暗中模索しているうちにK様は2枚目ゲットです。前島と比べてサイズが10cmぐらい小さいです・・・私のわがままでこっちにしてもらったので申し訳なく思います。

60cmのボラを掛けた銀狼エア0.6号-52の曲がり方あまりにも状況が悪いので立ち位置を1から2へ変わります。潮は止まっているといってもいい状態です。替わってすぐに何かの鈎はずれ2連発のあとに・・・60cmぐらいのボラでした。おかげさまで銀狼エアの調子などがよくわかりましたが・・・

ここから、脅威のボラオンパレードが開始します。掛けても掛けてもボラばかり・・・腕がとてもだるいです。K様はまたもや途中戦線離脱で、残りの撒き餌をありがたく頂戴しました。

この辺からどうでもいいや感が支配してきたので、ハリスをトヨフロンLハード1号まで下げています。鈎も金伊勢尼とか黒チヌに変えながら様子を見ます。底を這わせようが切ろうが、鈎が何でもボラは掛かります・・・ボラ対策でコーンを使うと原型のまま戻ってきます。なのでオキアミが底まで通るようにいろいろ努力しているんですが、ちゃんと底に着いてもボラしか掛かりません。

そして、いくら涼しいとはいえ、やはり直射日光に当たりながら寝不足気味で釣っていると、ふらふらしてきます。何度となく海に落ちそうになりながら、ボラと戦い続けます・・・

苦労して上げた34cmのチヌもういい加減体力的に限界を感じた頃、今までとはちょっと違う、きれいなウキ入れと上品で軽快感のある引きをする魚に出会えました。苦労して手にした、34cmのチヌでした。鈎は黒チヌ2号、ウキ下は底をちょっと切ったぐらいです。その直後にもまたボラ・・・

ボラボラパーティで体力を使い果たし、エサが無くなったところで終了となりました。

まとめ

正直腕がだるいです。チヌと違い、諦めがとても悪い魚なのですが、ハリスを切っていくほど大きくも無いので、結局タモ入れまでやってしまいました。

アジとボラの数が一緒ぐらい・・・しばらくボラの顔は見たくありません。

日時

7月18日(月)16:00~18:30 泉佐野 前島 ケーソン 赤灯寄り

釣果

なし

エサ盗り

アジ

釣り方

泉佐野 前島 概略図昨日までは白馬村に居ました。大阪と違い、日陰に入ると暑さをしのげます。そんな500km離れた地でも、K様絶好調の知らせを聞き、さらに今朝も・・・K様が今年の頭から上げたチヌの数は、すでに私が年間に釣るチヌの枚数を超えています。

さて、白馬から帰って次の日の昼から釣りに行こう!などと目論んでいましたが、知らない間に台風などというものがやってきてしまい、雨が降っています。

普段の私なら雨の日は釣りをしません。でも、今日だけは、マキエのヌカに羽虫が発生!したので、捨てるぐらいなら撒いてしまえと強風と雨にもかかわらず、前島へと向かいました。

前島はほぼ貸切状態です。私以外には2グループしか居ません。当然といえば当然ですね。

キザクラD-SUS J3マキエ配合:生1.5kg / マルキュー チヌパワー徳用 1/4袋 / 自家製ヌカ 少量 / マックスオリジナルヌカ 1袋 / 荒びきさなぎ 適量 / 押江込蔵 極上爆釣液とチヌにこれだをなじませた業務スーパー 押し麦 & 鶏のえさ 適量
サシエ:オキアミ職人 / チヌにこれだ 漬けの生 Lサイズ
タックル:チヌスペシャル 飛燕 1.2号‐50 / プレイソ2000LBD / 東レ 銀鱗SSちぬ1.5号 に オーナー ウキ止めウーリー / キザクラ D.SUS J3 / ディンプルSP -J3 / NTパワースイベル 10号 / 東レ トヨフロンL EX 1.5号 2ヒロ / ガン玉 G7 / 伊勢尼6号 ウキ下3ヒロでスタート。

撒き餌を撒いても何も魚が見えません。というか、潮が結構澄んでいる上になんだかとても冷たく感じられます。打った撒き餌は一直線に底へ落ちていきます・・・望み薄いなぁ・・・

案の定、オキアミはそのまま戻ってきます。強風なので仕掛けがなじみにくいのか?と、ガン玉を追加したり、ウキ下を深くしたりしますが、なにも生命反応が得られません・・・いま7月だよな・・・

たまに降ってくる大粒の雨と強風に精神力と体力を奪われていきます。これでウキ入れが見られれば一気に体力回復なんですけどねぇ・・・

撒き餌を打つ位置や、仕掛け調整では反応がなく、撒き餌の残りがあと30分程度になったころ、やけくそで際に仕掛けを投入すると、本日初のウキ入れがあり・・・アジでした。その後は、どこに仕掛けを投入してもアジばかり。ただ、見えるほど浮いては居ないし、オキアミが底まで持たないこともないので、コーンには登場願いませんでした。鈎ぐらい白とか黒チヌに変えてやってもよかったかもしれません。

こんな悪天候でも、夕マヅメ狙いの落とし込みの人がちらほら見受けられるようになってきました。そろそろゴールデンタイムになろうかという頃に、前日までの旅行疲れがあったのか、強風にあおられて海に何度か落ちそうになったので、早々に撒き餌をアジに食わせて引き上げました・・・

まとめ

気圧が下がると魚は口を使いにくくなります。また、東よりの風が吹けば酸素の少ない底潮が上がってくるので魚は口を使いにくくなります。

フグやボラがまったく姿を見せなかったところを見ると、チヌも一緒にどこかに避難したと考えましょう・・・悲しい。

日時

7月10日(日)5:00~9:00 泉佐野 前島 ケーソン 赤灯寄り

釣果

チヌ42cm~48cm 3枚

エサ盗り

豆アジ、サバ、ツバス、ボラ、フグ

釣り方

泉佐野 前島 概略図前日のスーパーパラダイスは今日もパラダイスなのか?実は私、前島ではフグ以外の魚を釣った覚えがありません・・・お隣には昨日・今日と連投の「前島マイスター」K様がいらっしゃいます。

ともかく暑いです。釣り座までは、車を止めるところから歩いて10分程度かかり、釣り座まで歩いただけで汗だくです。さらに、ツバス狙いの方々がたくさん居られたので朝4時半なのに前島は人がいっぱいでした。

前日のK様情報から、チヌは落ち込みを食ってくると想定しての撒き餌選定と仕掛けになります。

キザクラIDR鵜澤ナギマキエ配合:生1.5kg / ヒロキュー ホワイトベース 制覇チヌ 1袋 / イッキ浮かせチヌSP 1/2袋 / 自家製ヌカ 少量 / コーン サシエの余り
サシエ:オキアミ職人 / チヌにこれだ 漬けの生 Lサイズ、コーン
タックル:メガディスハイパー 1号-53 / インパルトアルファ 2500LB / サンライン SIGLONちぬスペシャル 1.75号 に オーナー なるほどウキ止め / キザクラ IDR鵜澤ナギ 0 / 釣研 潮受けウキゴム / デュエル パワーノットサルカン Tタイプ / 東レ トヨフロンL EX 1.5号 3ヒロ弱 / ガン玉 G7 2段打ち / 伊勢尼7号 ウキ下4ヒロ半でスタート。

ヒロキューホワイトベース制覇チヌとイッキ浮かせチヌSPお世辞にも潮は動いているとは言い辛く、ほぼ止まっていると言えるように見えました。しかし、仕掛けを投入してみると、底の潮のみが若干左に流れている状態であることがわかりました。

1投目、落ち込みで何かアタリあり・・・2投目、完全に鈎ガカリしたのはツバスでした。これはおいしそうなので持ち帰り決定!

K様絶好調サバやツバス、豆アジのようなエサ盗りがうようよしていて、仕掛けが馴染むまでサシエがもちません。ガン玉を追加したり、鈎を小さくしてみたりしましたが、効果なしです・・・そんな私の隣では、K様が1匹目のチヌをGetしています・・・おー、走っちょる走っちょる。目測47~48cmはありました。

また置いていかれた私、これではだめだとサシエをコーンにチェンジして1投目・・・来ました。馴染んでしばらくするとスーッとウキが引き込まれていきました。

44cmのチヌメガディスハイパーが曲がるこのとき、ウキ下は底とんとん、鈎は鈎屋 黒チヌ1号です。相変わらずヘタッピなやり取りで、沖に走ったのにそこで弱らせることを忘れ、足元のスリットに何回も入られながらようやく取り込めたのは44cmのチヌでした。

さて、パラダイスモード突入か?などと期待しましたが、その後二人とも沈黙してしまいます。 K様はサバとフグ、私に至っては何も鈎ガカリしてくれません・・・

そうこうしているうちに、今度は潮が迷走し始めました。ふらふらして撒き餌を打つ場所が絞り込めません。

48cmのチヌ半ば諦めかけたときに、潮が左に力強く動きました。ウキ下を4ヒロ半と深めにし、潮に乗せると・・・来ました。きれいなウキ入れで上がってきたのは48cmのチヌでした。こいつはスリットの隙間についているイガイに、ハリスが2回ほど絡んで絶望的・・・でしたが、トヨフロンL EXは偉大でした。ちりちりパーマになっても切れないすばらしいハリスです。

ここで、贅沢な疑問がひとつ思い浮かびます。なぜ、最長寸が前々回、今回とも48cmなんでしょう?長い間自己記録が48cm止まりだった私にとっては48cmが大きな壁のようですね。

さて、このチヌが上がったのはおよそ7時半。茶色い濁った潮が飛ぶように流れ始め、さらにK様は家事都合により戦線離脱されます。またもやK様の残りエサを頂き、釣り続けます・・・

風も無く、赤潮混じりのにごった2枚潮、それも表層だけ飛ぶように流れているので仕掛けを総チェンジします。 AURA アロー TYPE1 0.8号 / 0.9号程度に調整した1号鉛 / スイベル10号 / ハリス1.5ヒロ 鈎は白チヌ1号です。ウキ下は底とんとんになるようにタナ取りしています。

しかし、このような状況下では、撒き餌とサシエをどこでどう合わせてやればいいのか、私にはさっぱりわかりません。我慢の時間が続きます。

ひたすら打ち返し続け、暑さでボーっとしてきた頃、仕掛けを回収しようとすると何か掛かっています。動かないから根ガカリしたのかと思いきや、全く動かないボラでした・・・コーンでボラが掛かったのは初めてです。

42cmのチヌボラとのやり取りでさらに暑くなり、撒き餌が残っているけど帰ろうか、などと考え始めた頃です。ウキが何だか不穏な動きをしたので合わせてみると、何かが掛かりました。

走る走る、1号程度で調整しているドラグが出て止まりません。ただ、サイズがそれほどでもないようで、スリットに入られるのは阻止することができました。

上がってきたのは、42cmのチヌでした。

その後、暑さの余り集中力が切れ、撒き餌を無理やり撒ききって終了させました。

まとめ

ツバスの刺身前日のパラダイスほど良くはありませんでしたけど、それでもこの時期にぽつぽつながら40cmオーバーが上がってくると、いくら暑いとわかっていてもまた竿を出しに行きたくなっちゃいます。

左の写真は、お持ち帰りしたツバスの刺身です(嫁作)。

うんまかったっす。

K先生の年無しチヌ 53cm-- 7月9日(土) --

おめでとうございます。

当HPのご常連様、K様がついに年無しを上げられました。

この時期なのに、53cmというビッグママを頭に3時間で9枚という離れ業で、記録を達成されました。おまけにもう一枚年無しが居たそうです。

今日のお酒はさぞかしおいしいことでしょう。

明日も出陣らしいので、私もご一緒させていただく予定です。

残り物でもいいから釣れるといいなぁ・・・

日時

7月3日(日)16:30~19:00 岸和田港

釣果

なし

エサ盗り

豆アジ、ボラと何か

釣り方

岸和田港 概略図本当は朝、こっそり行こうと目覚ましをセットしておきましたが、起きられず・・・嫁さんの妊婦検診のあと、病院から釣り場に直行しました。

嫁さんにはアジかサバを釣ってもらって、生まれてくる子供のためにDHAとカルシウムをたっぷり取ってもらう予定です。

さて、釣り場に着くと、昨日私が座っていたポイントに見慣れた撒き餌の痕跡が・・・やはりK様でした。朝方来られていた様で、ちゃんと結果を残されていました。

一応、嫁さんの補助ですので、サビキ仕掛けをサバ狙いの飛ばしウキつき6号スキン、際の豆アジ用3号スキンの2セット用意し、とりあえず湧きまくっている豆アジを黙々と釣ってもらうことにしました。

釣りの勘を取り戻して[釣るロボット]モードに入った嫁さんを放置し、私はK様が釣り残したチヌを狙ってみます。短時間勝負なので、集魚力最強コンビネーションでやってみました。

AURA アロー TYPE1マキエ配合:アミエビ 1kgぐらい / マルキュー チヌパワースペシャルMP 1袋
サシエ:浜市 Gクリル LL
タックル:メガディスハイパー 1号-53 / プレイソ2000LBD / 東レ 銀鱗SSちぬ 1.5号 に ナカジマ ウキ止め 2段 / キザクラ 自立チヌ4B 改0.3号 / 丸玉 0.3号 / スイベル10号 / トヨフロンLハード1.2号 1.5ヒロ / 鈎屋 白チヌ2号 ウキ下 底べったりでスタート。

相変わらずチヌパワースペシャルMPの扱い方がへたくそで、またも飛ばない撒き餌になってしまいました。今日は調整用のヌカやおからを持ってきていませんので、一投するごとに勺を水で濡らせて打ち込みます・・・

さてと、豆アジは相変わらず好調のようで、後姿にオーラがあります。よしよし・・・

撒き餌が効き出し、ボラがロケットのように撒き餌に群がります。昨日より反応が良いのでチヌもいるんじゃないかと期待しちゃいました。ところが、仕掛けを這わそうが、1ヒロぐらい底を切ろうが、何か得体の知れないものがエサをつついているようで、アタリはあるけど鈎に乗ってきません。よほどのことが無い限り底までサシエが持っているようなので、コーンを使うほどのことも無いと考えました。

ウキにアタリが出るたびにアワセをくれてやりますが、乗ってきません。かといって待ち続けてもエサが無くなるだけです。

その状態のまま、打つ手が思いつかず、日没コールドでゲームセットになりました。

まとめ

豆アジ釣りロボットと化した嫁さん、50匹以上釣っていました。

去年ならばアジ1匹ごとにぎゃぁぎゃぁ言っていたのが嘘のように、黙々と数を伸ばしていました。これで秋口のいいサイズのアジやサバでも同じことができたらなぁ・・・無理かな、やっぱり。

日時

7月2日(土)4:30~10:30 岸和田港

釣果

チヌ 33cm~48cm 6枚

エサ盗り

サバ・ボラと正体不明

釣り方

岸和田港 概略図のっこみシーズンが終わって早一月以上です。ここのところチヌ姫の顔を拝んでおりません(涙

こんな私にも救いの手が・・・パラダイス岸和田港にチヌが湧いているとのうわさを聞きつけ、ろくに寝ないでK様(前日東京出張で寝ていない)と一緒に竿を出すことにしました。

この時期は、寝不足だと本当に海に落ちそうになるぐらいふらふらになるんですけど、今日は気合が違います。

風がやや正面気味に吹いていますが、懸念された2枚潮にはなっていないので一安心です。

AURA アロー TYPE1マキエ配合:生1.5kg / マルキュー チヌベスト(白) 1袋 / マックスオリジナルおからを1/4袋 / 自家製ヌカ 少量 / 押江込蔵 極上爆釣液とチヌにこれだをなじませた業務スーパー 押し麦 & 鶏のえさ 適量 / 荒びきさなぎ 適量
サシエ:オキアミ職人 / チヌにこれだ漬けの生、浜市 半ボイル ともにLサイズ
タックル:飛竜チヌ 0.6号-53 / プレイソ2000LBD / 東レ 銀鱗SSちぬ 1.5号 に ナカジマ ウキ止め 2段 / AURA アロー TYPE1 0.8号 / 丸玉 0.8号 浮力調整でガン玉 B / スイベル10号 / 1.2号のつもりで結んでいたトヨフロンLハード1号 1.5ヒロ / 金伊勢尼7号 ウキ下 底べったりでスタート。

久しぶりのチヌ 44cm1投目、仕掛けを投入して2投目を入れようかというときにK様に1枚目・・・すでにやられた感があります・・・でも、私も2投目に来ました。

久々のチヌ、44cmしかありませんが、さすがに高水温になってきたので良く引きます。

しばらくするとK様が2枚目、3枚目と立て続けにあげます。

ジャミ対策で半ボイルを持っては来ましたが、半ボイルには全く興味を示されないようで・・・生はかなりの確率で何らかのアタリが出るか、頭と身のほとんどが無くなります。鈎を白チヌ2号、黒チヌ1号など、目立ちにくいものへと、小さく軽いものへとチェンジしていきます。

40cmのチヌを掛けた飛竜チヌ0.6号-53の曲がりさて、このような状態に追い込まれると、私は沈黙するの常ですが、本日は珍しく巻き返し!があり、40cm、44cmといい感じで続いてきます。特大のボラとか・・・やる気をそぐお客様も居ましたけど。

飛竜チヌですが、やっぱりこいつは従来のダイワの0.6号じゃぁありません。トーナメント制覇 技 1号以上の腰を持っています。時代の流れで大きく変わるもんなんですねぇ・・・

皮一枚での44cmさて、岸和田港でよくある上っ面だけ流れる2枚潮対策で手に入れたAURA アロー TYPE1ですが、 全長が60cmぐらいあり、ちょっと軽いですが目的にはぴったりです。

3枚目の44cmは、えらく走られてスリットまで暴走を許してしまったので、ざらざらになったハリスを交換しようとしたときに・・・ミス発覚です。間違えてハリス1号を使っていました・・・1.2号にします、はい。

K様もどんどん掛けるこの時点で8時前。私的にはもう十分釣った気分ですが、撒き餌がまだまだ残っているので釣り続けます。K様は小さいながらもさらに枚数を加えていきますが、私は一向に増えません・・・いつものとおりといえばそうなんですけどね。

さらに時が過ぎ、二人とも沈黙の時間を経て、9時半を回ったころ、K様は家の用事で戦線離脱のため後片付けを始めます。記念にと、K様とストリンガーにずらっとぶら下がったチヌの撮影を終え自分の釣り座に視線を移すと、私のウキがロケットのように海中に引き込まれて・・・あわてて戻ります。

やや軽い手ごたえでしたが33cmのチヌでした。普段ならこれ一枚を上げることが精一杯な私なんですが、気持ちが贅沢になっていますね。写真撮影も忘れ、海にお帰りいただきました。

さらに、私はK様の残りエサを頂き、釣り続けることに・・・

46cmのチヌそして、K様退陣直後に何かがヒットします。頭も振らないし沖に走るからてっきりボラだと思っていて、かなり強引にやり取りしていたら、途中から首振りが・・・緩めにセットしたドラグがじりじりと出ていくけれど、障害物がないので竿とドラグを信じてやり取りを続けます。

やっとこさ空気を吸わせたのは46cmのチヌで、今年上げた最大サイズです。

48cmのチヌすでに腕はパンパンで、十分満足しているのにもかかわらず、まだ何か来そうな感じが残っているので、さらに仕掛けを新しくして投入した直後に・・・また来ました。

これも縦横無尽に走り回ってくれました。ダルい腕で必死に上げた、今年のレコードをさらに更新する48cmのチヌでした。

こうなるともう気は抜けません。気合ばっちりで、更なるサイズアップを狙いますが、その後は全くエサを触らなくなり、体力とエサが無くなりゲームセットとなりました。

まとめ

毎度のコメントですが、「釣れる時には釣れる」ですね。

今まで、1回の釣行で6枚が最大数なんです。今日はうまくいけば7枚目も期待できたのですけれど・・・

もっとスマートにやり取りして仕掛けを投入できれば・・・でも、もったいないから味わっちゃうんですよねぇ。

明日も行こうかなぁ・・・釣れる時に釣っておかないとね。

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