2013年4月の釣果・駄文・・・チヌ3枚

日時

4月28日(日) 5:45~10:30 忠岡 ホクシン前テトラ

釣果

ボウズ

エサ盗り

フグ

釣り方

忠岡 ホクシン前 概略図ゴールデンウィークに突入しました。

鰯が回ってきているエリアもあるそうですが、そのほかの海は至って厳しい状況のようです。とくにここ数日は冷たい西風で沖向きの岸辺は水温が下がっているようです。

私も遅めのGW突入となり、嫁と娘は先日生まれた甥っ子に会うために実家へ帰るとのことなので久々に長時間魚釣りが出来そうです。ただ、北西の風が強くなる予報があったので10時までの5時間分を目安にマキエをこねます。2袋目の配合エサはフカセチヌにするか深攻めチヌ遠投にするかで迷いましたけど、出来れば浮かせたいのでフカセチヌをチョイスします。

黒魂Qマキエ配合 : 生3kg / アピールチヌ5 1袋 / フカセチヌ 1袋 / 自家製ヌカ 少量
サシエ : オキアミ職人 & イエロー爆釣液漬け 生 Lサイズ

緑色の若干濁った潮です。2週間前に釣れたときよりは濁りは有りますけど、中潮上げ7分ぐらいなのにほとんど動きません。私の感覚、なのですが、チヌの場合は動き始め、止まり端が良い気がするので時合は7時ごろと8時ごろと根拠の無い予測を立てます。

仕掛け : 銀狼エア0.6号-52 / インパルトアルファ2500LB / 銀鱗SSサスペンド 1.5号 / なるほどウキ止め / 黒魂Q 0 / スクラム潮受け / スイベル14号 / トヨフロンスーパーL EX 1.2号 2ヒロ / G4をサルカン下30cmに / 白伊勢尼7号 ウキ下 3ヒロ弱でスタート。

普段から最初の仕掛け作りは波止の上で行うようにしているのですけど、竿とロッドケースを持ってテトラに降りた瞬間足を滑らせてしまいました・・・たまたま右手に立てて持っていた銀狼エアがつっかえ棒となって落下は間逃れることができ、怪我もなく、道具にも傷ひとつ入りませんでした。フェルトスパイクは濡れていると止まりますけど完全ドライだと滑りやすいのを再確認しました。

さて、気を取り直し釣り開始、です。

ココ数回は、遠めを軽めの仕掛けで釣る手法、瀬戸内釣法を大知昭黒鯛塾OKJの一員として積極的に実践するようにしているので、とりあえず撒き餌も竿3~4本先に適度に散らしながら撒き、その撒き餌を基点に投入点をいろいろ変えながら釣るようにしています。ちなみに遠くを釣る理由として最も納得できるのは、遠くだとチヌの警戒心が薄れて浮きやすい、というところです。大阪湾はほとんど砂地ですから際以外はどこに寄せても一緒ですので、取り込みも楽で警戒心の薄い遠め、をやってみようと。

なんとなく、キワキワも探ろう、などと思い竿2本ぐらいに投入した仕掛けをさびいてテトラ際に寄せるとフグに鈎が取られたので、2本まではフグエリアと仮定し、それより先を狙っていたのですが・・・

ほどなくして漁船がやってきて、私が撒き餌を打っている遠目あたりのところに網を入れていきます・・・釣り場移動しようかなとも考えましたけど、魚を取る網では無いように思えたのでそのまま釣り続けることにします。ただ、沖目を沈めて這わすと網にかかることは間違いないので若干狙う範囲が限定されてしまいました。

さまざまな障害はありましたけど、思っていたほど風も邪魔せず、ぽかぽか陽気で釣り易いのですが、肝心の潮がほとんど動きません。動いたと思ったらすぐ止まったり、表層だけ滑ったりとあまりよろしくありません。周りの釣り人も何も上げている様子はありません。撒き餌にはボラが寄り付いたり、いなくなったり程度です。

それでも状況に合わせ、ウキを黒魂Q 0シブ、00、ツインフォースタナG2など、ウキ下も2ヒロ半~4ヒロ半、全層スルスル、鈎の色も金、黒、白と思いつくことを全部やってみましたけど朝方のフグ以外生命反応を捕らえることが出来ませんでした。

まとめ

うーん、これだけ潮が動かないとなると、大津川尻のように強制的に流れがあるところがよいのでしょうか?

明日は天候の具合を見ながら、夕マズメを狙ってみようと考えていますけども・・・なぜか全身筋肉痛なのは落下の衝撃?

日時

4月20日(土) 13:00~15:30 忠岡 白灯 岸和田向き

釣果

ボウズ

エサ盗り

フグ

釣り方

忠岡 白灯 概略図切妻さん前島マイスターKonさんが、年無しを上げられました。おめでとうございます。遅かった泉州地区でも本格的にシーズンインしてきた感じがします。

さて、この知らせを聞いた私ですが、持病のヘルニアによる腰痛が出て、朝方寒いときには体が曲がりません・・・温かくなると曲げることが出来るので、今回は雨が降るまでの一番温かい時間を狙っての釣行としました。

妻に釣り場まで送ってもらい、妻と娘はなぎさ公園へプチピクニックへと向かっていきました。白灯には先客が一組居られ、一番狙ってみたかったカケアガリラインは狙えなかったので、手前の捨石が見えなくなるあたりに釣り座を構えます。

黒魂Qマキエ配合 : 生1.5kg / アピールチヌ5 1袋 / 銀狼アミノX 0.3袋 / 自家製ヌカ 少量
サシエ : オキアミ職人 & イエロー爆釣液漬け 生 Lサイズ

潮は黒っぽい色で、悪くはなさそうです。一応風除けで白灯内向きを選びましたが巻き込む風と表層流れで前回のように簡単には馴染まない予感がします。

仕掛け : 銀狼王牙メタルチューン0号-52/ インパルト競技LB / 銀狼ライン 1.5号 / なるほどウキ止め / 黒魂Q 0シブ / スクラム潮受け / スイベル10号 / トヨフロンスーパーL EX 1号 2ヒロ / G5をサルカン下30cmに / 白伊勢尼7号 ウキ下 4ヒロ弱でスタート。 白伊勢尼は今回から投入する新兵器です。

とりあえず竿3本ぐらい先に投入してみたところ、巻き込む風と表層流で仕掛けが全く馴染まず手前に戻ってきます。ガン玉をG3とすると沈みすぎたのでG4へと打ち変えます。ほどなく急に風と表層流が弱くなったのでG5へ。潮はさほど動いている様子もなく、ごくゆっくり左から右へ流れますが、このころ私の右手にエビ撒きの釣り人が入ってきたので右に大きくは流せません。

しかし、この流れも長続きしません。ふらふらして流しづらく、どこを基点に攻めたらよいかはっきりしないまま探り続けていると、マキエ投入点よりやや右に投入したウキがシモリながら馴染んでいく途中で、手元に「もやっ」とした違和感が伝わり、それと同時にラインがスーッと走り始めました。

あわせると、それほど重くは無く・・・海面を飛び出しました。エラ洗いです・・・が、せっかくなのでお土産用にキープしようとちょっと強引気味にやり取りしたら・・・タモ入れ直前でチモト付近から切れました・・・根ズレではなく歯だと思います。銀狼王牙メタルチューン0号は、飛竜チヌ0.6号よりちょっと柔らかいぐらいなので、40cmUPのチヌが掛かると非常に面白そうです。単に柔らかいだけならば頼りない感じが付きまとってくるものなのですけど、銀狼王牙メタルチューン0号は曲がってからの粘りがあります。なので結構強引にやってしまったところがバラシの原因かと・・・

気を取り直し、しばらく同じ仕掛けで投入点を変えながら攻めますが音沙汰なし・・・ウキをゼロゼロでもっと深く沈めてみる、鈎を小さく金伊勢尼6号にする、口鉛を打つ、ウキ止めを取るなどいろいろやってはみるものの打開策は見つからず、たまにフグにやられるぐらいで、雨が強くなってきたのでマキエをドカ撒きして撤収しました。

まとめ

やっと王牙で魚を掛けました・・・がトーナメントISO Fほど悲惨(カレイ)ではないので良しとしましょう。テトラでは若干辛い感じも拭いきれませんが、間違いなく面白い竿です。

日時

4月14日(日)5:40~9:40 忠岡 ホクシン前テトラ

釣果

チヌ 40~41cm 3枚

エサ盗り

フグ?

釣り方

忠岡 ホクシン前 概略図久々に竿を出せる時間が取れたにも拘らず、天気は無情にも強風の予報。

泉州地区でオキアミフカセでチヌが喰ったという話はあまり聞きませんが、この時期はいつ喰い始めてもおかしくありませんし、竿を出せる喜びはありますので、短時間決戦で望むことにします。

ちょうど潮も9時過ぎぐらいまでがよさそうなので、竿を出せない風になったら仕舞う覚悟で4時間程度の撒き餌を用意します。

黒魂Qマキエ配合:生1.5kg / アピールチヌ5 1袋 / 銀狼アミノX 0.3袋 / 自家製ヌカ 少量
サシエ: オキアミ職人&イエロー爆釣液漬け 生 Lサイズ

潮は菜っ葉色で澄んでいて、ほとんど動いていません。風は全く吹いていないといってよいぐらいです。

タックル: 大島磯0.8号-53 / インパルトアルファ2500LB / バリバス バーマックス磯フロートタイプ 1.75号 / なるほどウキ止め / 黒魂Q 0 / スクラム潮受け / スイベル10号 / トヨフロンスーパーL EX 1.2号 2ヒロ / G4をサルカン下30cmに / 速攻チヌ1号 ウキ下 3ヒロちょっとからスタート。

黒魂Q 0は初めて使うので、およそG4ぐらい背負えるのではないかという読みのもと、G4ひとつからスタートしましたけど、ハリス1.2号ならばG4+G6ぐらいは普通に乗りそうです。若干手前に当ててくる感じがあったので、G5を鈎上1mぐらいに追加し、さらに潮の具合にあわせていろいろ調整します。

しばらくすると潮が止まってしまったので、ガン玉をG1ひとつにし、底を這わせてみますがエサも盗られません・・・うーん。

ほどなくして赤潮が寄せてくるとともに潮が動き始めたので、G4+G5にし、鈎も白チヌ2号に変えました。この仕掛けでテトラ際を流れに乗せながら底とんとん~ハワセを繰り返します。このときは単なる2枚潮で釣り辛かったのですけど、やや雰囲気が変わり滑りが緩くなってきたので、集中してウキをコントロールしていると、シモったウキが引き上げても上がってきません・・・様子がおかしいので本当にゆっくり、ゆっくりと道糸を引いていくと何か重量感を穂先に感じました。動く気配が無かったのですが、軽くあわせてみると何か掛かりました。

のっこみチヌ 40cm最初は全く動かなかったのですけど、急に動き始めたので魚だと確信。掛けたのがテトラ際なので強引に浮かせるとすっと浮き上がりました。久々のチヌ、きれいな魚体をしたおなかパンパン40cmで、上唇の皮一枚でセーフ。

次も同じように狙ってはみるものの、徐々に潮が弱くなりチヌの雰囲気も消えてゆきます。

41cmのチヌ 1匹目そこで、気分一新、ウキを黒魂Q 0シブに変え、ハリスのガン玉もサルカン下G6ひとつにします。3ヒロちょっとにあるウキ止めで仕掛けをいったん止め、ハリスの重みがかかかるとじわじわシモっていく仕掛けとし、自分としては遠め、竿4本先ぐらいから手前ぎりぎりまでをさびいてくる作戦にします。

撒き餌は、固め打ちではなく適度にばらけさせ、さびいてくるライン上に帯を作るようにしています。投入点を近く、遠くなどと何度かやっていると適度なところでシモるのが止まるはずのウキがどんどん沈んでいきます。間違いなく魚のアタリ!今度は41cm、あまりお腹は張っていませんでしたがきれいなチヌでした。

41cmのチヌ 2匹目自分の戦略どおりに釣った魚はうれしいものですね。2枚上げると欲が出てきてマキエの残りも少ないのに「3枚目が欲しいなぁ~~」と独り言を言いながらゆっくりさびいて沈めていると、ほどなくして手前ぎりぎりまできた仕掛けをゆっくり引き上げる途中で「ググッ」と来ました。これも版で押したように41cm・・・贅沢を言ってはいけませんけどサイズアップしたかったところです。このチヌも卵を抱えているようには見えませんでした。

すでにマキエが残り少なく、釣れているパターンを変えることもないのでそのまま同じように釣り続けるものの、最後の1投を投げ入れた後、立っているとふらつくほどの風が急に吹き始め、まともに流しきれないで撤収しました。

まとめ

黒魂Qとチヌ大知昭黒鯛塾で学んだ、マキエの量、タイミング、仕掛けのバランス、狙いどころなどを泉州風にアレンジし、得た結果が今回の釣果だと思います。今までの釣り方だと、おそらく2枚目のウキにアタリが出たチヌしか掛けることが出来なかったのではないかと思います。

悔やまれるはただ一つ、銀狼王牙メタルチューン0号で掛けたかった・・・メタルの得意なシチュエーションだったのに・・・メタルチューンはメンテナンスが完了していなくて持っていかなかったんです。

-- 4月11日(木) --

磯釣り秘伝2013黒鯛せっかくのっこみのシーズンに入ったのに、休日出勤と大荒れの天候に阻まれ、未だに竿を出せずにいます。今週末は久々に余裕があるのでマイポイントでもじっくりと攻めてみようかな・・・などと考えています。

さてと、先月末に発売された「磯釣り秘伝 2013 黒鯛」、どこを開いてもチヌのフカセのことばかり。私チヌ師にとってはとてもうれしい構成で、保存用にもう一冊買っておこうか、と思わせるぐらい内容が充実しています。雑誌でチヌフカセオンリーなんてこれが最初で最後なのかなぁ・・・

もう一冊、江頭弘則さんの「釣れない原因がわかる爆釣!100のテクニック―グレ・チヌなど磯釣りの醍醐味が堪能できる」 も読みました。こちらは13年前に発行されているので既に中古しかありませんが、今読んでもためになることばかり。木村公治さんの雨降りマキエや、大型チヌはこぼれマキエをひらっているとか、先の磯釣り秘伝2013黒鯛と同じことが既に書かれています。

それと、悩みに悩んだ小物入れの整理が完成しました。今期は メイホウ FB-12 でやってみます。これは小さなコマ3つと大きなコマひとつという構成で、大きなところにスクラム潮受け、潮受けウキゴム、サルカン、フカセウキゴムなどを混ぜて入れ、小さいコマにパワーノットサルカン、シモリ玉、クッションを入れてあります。そのまま入れたら動いて取り難いのでケース底の手前半分には両面テープを貼って掴み易くしてあります。普段の仕掛けは大きなコマ1つを開ければ作れるようにして、ちょっと違う仕掛けを作るときにほかの小さいコマのパーツを使うといった方法で仕掛け作成時間の短縮を狙っています。鈎ケース、キザクラW-12もやっと使える状態になりました。成型状態が悪く、ふたがちゃんと閉まらなかったので、夜なべしてふたの当たるところを削り取り、軽い力で閉まるようにチューニングしました。さらに強力マグネットシートを貼り付けることによって、振ったぐらいでは鈎が動かなくなりました。

あと、バッカン受三郎のポールを短く切って、仕舞い寸法を短くすることを企んでいます。一年以上使ってみて、ポールを伸ばして使うことが皆無だったので仕舞い寸法を小さくするためにカットしてやろう、と。

ゼロ様曰く「バッカン受三郎をタックルベリーに持っていったらオキアミ3kgぐらいの値は付くよ。」とのことでしたが、差額が勿体無いのでぶった切ってやります。

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

まとめ

チヌの釣果メニュー

このエントリーをはてなブックマークに追加

ページ上部へ