-- 12月31日(金) --
~~ 2021年のまとめ ~~
今年も我々人間にはどうにも対処のしようのない自然の力に翻弄された一年となりました。
総括ですが、釣行回数20回で27枚、最長寸は尼崎フェニックスと某キワキワ大作戦の釣り場での45cmです。
前半は緊急事態宣言と右薬指の靭帯部分断裂で棒に振り、後半は緊急事態宣言が出ていても関係なく釣りに出たのでなんとか所定の半分ぐらいまでは積み上げることができました。
技術的には、撒き餌に関して知識が増えたかと思います。
ヌカパンはうまく使えば武器になることは十分わかりましたし、配合エサやオキアミ、サナギがちょっと混じるだけで集魚力が格段に上がることも身を持ってわかりました。
来年は、失われた2年分の釣行回数を取り戻し、釣行回数40回以内でエイジシュート49枚を目標とします。言わずもがな打率は6割程度ではこの目標は達成できないでしょうから、以前より厳しい条件とは思います。
では、皆様良いお年をお迎えください。
12月29日(水) 10:00~15:00
月齢 : 24.8 若潮 [ 3:35 98cm ↓ 8:32 80cm ↑ 15:11 122cm ↓ 22:10 34cm ]
11.0度(10:00)
チヌ30cm~32cm 計3枚
フグ
28日まで仕事で天候が許せばあと一日余計に竿を出せたのですけど、またまた招かざる冬将軍の到来で本日が本年最後の釣行となります。
流石にこの一週間の冷え込みでエサ盗りもいないだろうからと普通にオキアミと配合エサベースで撒き餌を作りました。釣り人も居ないだろうから撒き餌をたくさん撒く必要もないので少なめとしています。
釣り場に着き、着替えようとドアを開けて気づきます。
「・・・ライフジャケット忘れた」
ええ、40分ほどタイムロスしました。一応、何かを落としてもいいようにガン玉や小物もすべてスペアを持っているんですけど、今回は取りに戻りました。
さて、予報では晴れのハズなんですが・・・曇ってはいるものの風は背中方向から微風なので釣り場はポカポカです。釣り人は一人だけで海鵜がポイントあたりに浮いています。平和ですね~~
鳥が浮いているときは潮も滑っていないんですよね。
表面の水温は2週間で4度下がり11度と、寒グレでも食わない温度です。実質は14度ぐらいじゃないんですかね? 当然、潮はスケスケで底の白い砂が見えます。
コマセ配合 : オキアミ 1.5kg / ナンバー湾チヌ2 0.7袋 / クボタのヌカ 4L
サシエ : 生L、加工ボイルL、コーン、餌持ちイエロー
チーム剛竿(ゴウノサオ)の出動は必要なさそうなので、通常モードのしっかりした磯竿1号をチョイス。スペアにはメガディス1.5号と道糸2号、ハリス2号まで用意していますよ。
タックル : DXR1号-53 / インパルトアルファ2500LB / 銀狼ライン1.5号 / D-SENSE カン付き 3B / クッション / 3B / スイベル10号 / シーガー 1.2号 2ヒロ / 勝負ちぬ SS 2号 ウキ下2.5ヒロでスタート。
スタートは3B+チモトG6で積極的に沈めるようにしていましたが、海藻が底にびっしりあるようで沈めてしまうとすぐに引っかかってしまって根掛りばかりしてしまいます。なので、ガン玉を3BからB+G1の等間隔段打ち、さらにG1をG2に変更し、馴染みを早くしサシエと鈎の重みのみで沈んでいくように調整していきます。またウキ下はトントンより20cmぐらい切るように常に気をつけるようにしています。
始めて1時間ぐらいはオキアミがずっと戻ってきたのですけど、何の理由からかフグの活性が上がってきたのでボイルとコーンをサシエに混ぜるようにします。
そんな調整をしつつも、たまにハリスを這わせてみたら、居食いしていました。
サシエはボイルの抱合せです。
ボウズのがれの30cm。
ここからフグが更にうるさくなってきたので練り餌にも登場願いますが、練り餌を入れたらエサ盗りも消えました・・・ここから2時間ほど、生オキアミの返品が続きます。
何を付けてもフグの歯型が稀に付いてくるぐらい。
時が経ち、天候は無風のまま、晴れへ。
ポカポカととてもあたたかく気持ち良い釣日和となりました。
さてと、一枚釣っているので気持ちは楽ではありますが、最後にサイズアップしたいという気持ちが大きくなります。掛けたら絶対取るか、掛けることを優先するかで少し悩みましたが、今回は掛けることを優先します。ハリスを1号にまで落とし、鈎も軽めの白チヌ1号へ変更します。サルカンから上はずっと同じD-SENSEです。
そして、満潮前20分にその時が来ました。
この低活性から手前をねちっこくせめていたのですけど、前回の別の釣り場と同様にちょっとだけ沖目にポイントを移すと来ました。アタリは気持ちよくないアタリですね・・・ふわふわ~と沈む感じ。
これもボイルと生の抱合せで30cm。写真では見えづらいですがお尻が赤くなっています。
さらに連チャンでこれも生とボイル。
今度は目のさめるようなアタリで、ウキが海中深くに消えました。
32cmのチヌを上げ、撒き餌もサシエも終了となりました。
天気予報では、昼過ぎまでは良い天気だけど昼過ぎからはどんどん悪くなると言っていた通りに雲が空を覆うようになってしまいました。
-- 12月26日(日) --
~~ サンデーアングラーの厳しさ ~~
私はサラリーマンで、一般的にサンデーアングラーのくくりに入っています。
このような荒天が2週連続で続くと、流石に体調がおかしくなってきます。具体的には視界がぼやける、集中力がなくなるといった、まぁわかりやすい状況になります。さらに、整備不良なディーゼルの排気を吸い込むと渡船に乗っているような気分を味わったり、かき揚げのエビを見ると「オキアミだよなこれは」、とかもうほぼ病気です。
閑話休題。
この年末、なにかおかしいことに気づきませんか?
私が愛してやまない某D社のアパレル商品以外が軒並み入荷されていないことは気にしないとしても、なんとガン玉がないんですよ。
私は30年前から使い続けている関係で、第一精工のガン玉を基準にしています。
なので、他社のガン玉はできるだけ避けていますが、売っていないのでは仕方がないので他社のガン玉も見ていたのですが、重量を見てびっくり。
第一精工のBと某社の3Bが同じ0.57gと表記されています。
なるほどね、違うブランドのガン玉を使ったときの違和感はこれなんですよね。
でも、手持ちが無いので不足している5号と3Bは仕方なくヨーヅリブランドのものを仕入れました。何度か使ってさほど違和感がないブランドなので、おそらくそれほど質量の差はないのかな?
あと、エイト大阪南だけかもしれませんが、チヌ鈎3号の欠品具合がひどい。
私のメインはチヌ2号かグレ5号なので、それほど影響はありませんがバリエーションとして3号も持っておこうとしてもないんですよね。
ついでに、写真に映るウキはG Worldを見たからだけではなく、K名人も含め実績を出している人は重めのガン玉をベースにしている人が多いのでちょっと真似してみようかな?と。例のポイントもこれぐらいの負荷が釣りやすいですからね。
12月13日(月) 7:45~16:00
月齢 : 8.7 長潮 [ 3:49 86cm ↓ 9:02 74cm ↑ 15:45 120cm ↓ 22:35 56cm]
15.8度(7:30)
チヌ39cm~45cm 計2枚
フグ、ボラ、サヨリ
本日は前回の横浜出張の振替休日です。前日、日曜日に3時間ほど下見をして、沢山の人から教えを請いました。教わった人のお名前を書くことはしばらくやめておきます。場所も自分で見つけたところではないので一応伏せておきます。
誰でも釣りに行くことができる場所ですし、釣り禁止の場所でもありません。ここを教えてくれた人は「誰でも釣りに来ることができるんやから公開してもええよ」とは言ってくれましたが・・・まぁ、コンクリート見たらすぐに分かるでしょうから。
さて、前日は無風で暑いぐらいの天気でしたが、本日は北西ビュンビュンで、時間が経つにつれてうさぎが飛び始めます。当然、水温は先々週よりも下がっているかと思いきやそれほど下がってはいませんね。
この釣り場にはエサ取りはほぼおらず、フグとガシラがまれに食ってくる程度とのことだったので、サシエは生メインで一応コーンも持ってきたという程度です。練り餌はどうですか?と訪ねたら「持ってくるだけ無駄」と言われてしまいました。
コマセ配合 : オキアミ 1.5kg / チヌベスト 0.5袋 / クボタのヌカ 6L / 押し麦イエローにんにく漬け 200ml / チヌパワー 500ml
サシエ : 生L、コーン
仕掛けは超・香ばしいチームゴウノサオ仕様の更に上をいく、ハリス3号にチヌ鈎5号ですよ。磯でも使ったことがありませんね。皆さんハリス1.5号で飛ばされまくっていて、どんな手練でも1.75号を入れてます。スリットがきつい上に当たった瞬間魚はスリットの中2ヒロぐらいまで入っていますので、細いと道糸から飛ばされます。
タックル : 銀狼冴1.5号-53 / 16トライソ2000H-LBD / LINESYSTEM 磯波止2号 / D-SENSE カン付き 3B / クッション / 3B / サクサススイベル10号 / トヨフロンスーパーL-EX 3号 1.5ヒロ / 層探りチヌ5号 ウキ下3ヒロでスタート。
前日は、際から30cm以上離したら食わない状況でしたので、まずはそれで釣果を出してから自分の釣り方を試してみようと思っていたのですが・・・
まずは釣り始めて30分ぐらいして、払い出しの中に沈んでいるウキが更に沈んで・・・
流石にゴリゴリ感は伝わっては来ませんでしたが、魚はスリットへ入っている模様です。ただ、このタックルでどうにもならないサイズではないとは感じていました。
緩めに設定したエセATDはきっちりと仕事しているように思えました。
何度か締め込みに耐えて浮かせて取り込んだら、皮一枚ですよ。
予想通りにハリス全域ザラザラで、道糸もストッパーの下までザラザラ。
45cmのチヌです。コンクリートが濡れていますがこれは濡らしたのではなく波しぶきです。ここは磯でもないのに頭から潮を被ることが多々あります。
幸先良し、とは思いましたがここから長いトンネルに入ります。
北西の風が更に強くなり、払い出しがきつすぎて仕掛けが際に止まらないんです。しばらくこの場で試してみましたが波もガンガン被るようになってきたのでたまらず場所変更です。
ちょっと南側だと波も比較的穏やかで潮をかぶることもない場所があったのでそこへ移動したのですが、傾向としては変わらずどうやっても際から離れてしまうんですよ。
ただ、一匹目は際かと言われたらそうでもないような距離だったような・・・初めての場所故にヒットパターンの引き出しが少ないところが痛い。
ここで、朝から居たエビ撒きの人・・・以前にエイト大阪南で平日に長話した人だと思うんですが・・・にこんなアドバイスを貰います。
「 兄ちゃん、フカセでチヌ狙うんならあっち(朝居たところ)やで、こっちは俺等ハネ狙い」、と。
悩みましたが知っている人のアドバイスは聞くものだと考え、風も徐々に西っけが弱くなり、地方から吹く形になってきて波も収まってきたこともあり、朝居た場所に戻って同じく際をねちっこく狙ってみました。
際はその人も同じことを言っていたので、まだまだキワキワに固執し続けます。キワキワに対応すべく、黒魂StyleF 0.8号に1号ぐらいを背負わせ、竿を波止に当てながらてピンピンに張って止めていました。
でも、何の当たりも有りません・・・昨日のヒットパターンはすべてキワキワ・・・が頭から離れないのですが、撒き餌も残り少なくなってきた頃、もうどうでもいいやの気持ちで竿先にウキを浮かべ、ゆっくり入れていくようにガン玉を足していくと・・・ゆっくり沈んでいくウキが突如として加速して視界から消えました。 一貫してウキ下は3ヒロ~3ヒロ半程度です。ハリスは何度か根掛りをしてえらく苦労したので2号にしています。それでもまだ太い・・・
39cmのチヌ。このサイズならゴウノサオ発動中であれば瞬時に浮いてきますね。
ただ、これも皮一枚だったので、無茶したら口切れしていたかも。
続けざまに全く同じパターンで掛けたのですが、少し浮かせたところで外れてしまいました。
その後は、風だけが通り抜ける冬の海になってしまいました。
消化不良の気持ちを抱えたまま、キャリアを引きずって帰りました。
朝から夕方まで通して釣りをしたのは一体何年ぶりだろう・・・ 少なくともここ20年来最長記録なんですが、その割には貧果でした。
件のおっちゃんから「初めて来たにしては上出来だね」との言葉は頂けましたが、全然満足できませんよ。
今回は明らかにヒットパターンに対する知識不足が原因ですね。同業他社の方が居ればパターンを早く見つけられるんでしょうが・・・平日釣行のいい部分と悪い部分が顕著に出ました。
本年の釣行回数19回、エイジシュートまで残り25匹、打率6割3分2厘です。
-- 12月7日(火) --
~~ 釣りに行けない週末 ~~
この週末は、
と、忙しくはないものの釣りに行く時間は取れませんでした。
待ち時間が多く暇なことには違いないので、前から気になっていたドラググリスの入れ替えをやってみました。
そもそも、ATDはグリス単体で販売しておらず、グリスを染み込ませたワッシャーごと交換するしかメンテナンスの方法がありません。そんなハイコストなメンテナンスを手持ちのスプールすべてに施したらシグナスが買えてしまいます。
で、皆さんどうしているのかと調べてみたら・・・たくさんありました。まぁ、磯用のLBDでやっている人はほぼ皆無ではありますが、ATDをローコストにメンテする方法が。
ネットで調べたらすぐに分かることですが、シ○ノの純正グリス(サービスパーツ扱い)がATDの動きに極めて近いそうです。ATDよりもシ○ノグリスが好きだという人も当然ながらいらっしゃいます。かくいう私も、トーナメントドラグよりはATDが圧倒的に使いやすいと思っている派で、これに近い動きなら大歓迎と言うことで、躊躇せずシ○ノの純正グリスをヘッジホッグスタジオから手に入れました。
あ、こんな事ができるのも、トーナメントドラグ>UTD>ATDへの進化も基本的にはケミカルチューン、つまりドラググリスの特性の違いによるものだということが前提です。
さて、週中に一つ試験的に交換してみたところ、極めてATDに近い動きになったので、純正トーナメントドラググリスのものはすべてエセATD仕様に変更することにしました。ドラグワッシャーの洗浄方法は車のパーツクリーナーや灯油で洗う方法が良いのでしょうが、流石にそこまでする気はなかったので、メタノールで洗って組み直すだけとしました。それでもほぼATDと言っていいものに変わりましたね。何度かメンテナンスすれば完全に入れ替わるでしょうし、グリスも一生使えるぐらい入っていて1000円しないですしね。
さぁ、これでATDのスプールもじゃぶじゃぶ水で洗うことに抵抗がなくなりました。
天気が良ければ次の月曜に代休を入れ、のんびりどこかで竿を出したいなぁ~~と。ATDもどきの性能が試せたらいいな~~。
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